ウールサッキングってほんと、悩ましいですよね。いまだ、対象物があると噛んでしまう状態なので次の手段をとりました。猫草を与える!です。
猫草とは
猫の食べる草(キャットグラス)と犬と猫が食べる草。本来の名前は燕麦(えんばく)というイネ科の草です。
牧草や緑肥(肥料)などとして使われたり。種のままの場合は「鳥の餌・小動物の餌」として使用されています。相模緑生株式会社
猫草って体内に入った毛を排出しやすくする為に食べてるもの、っていうぼんやりした知識しかなかったので調べてみると、
- ねこに与えても与えなくてもよいもの
- ねこによって猫草に興味あり・なしが分かれる
- どうして猫草を食べるのか、理由がはっきりしていない
ということでした。猫草を食べる理由の推測は数パターンあるようです。そして、おもしろいなぁと思ったのが
猫草を猫の嗜好品ととらえるなら、大昔からウール(羊の毛)は猫の嗜好品として知られています。とても困った癖ともいえるかもしれない猫の嗜好を数え上げればキリがありません。セーターを片腕程の分量、毛布、タオルケット。寝ている間にパジャマのお腹の部分が消えていたなんていうお話しもききます。
意外と知らない猫の習性・飼うためのアドバイス
「猫草は猫の嗜好品」ととらえる考えなんですね。しかも、「ウールは猫の嗜好品として知られている」!「嗜好品」=「好きな子もいれば、興味ない子もいる」っていうことですね。
実際に与えてみた
近所のスーパーで購入しました。とげとげしている見た目から「ちょっと硬いのかな?」と思ったのですが、触ってみると薄くてやわらか。みずみずしい感じです。夜ご飯催促中に与えてみても、わずかに匂いをかぐだけでスルー。「あれ?こんなもん??」
「ねこちゃんによって、興味ない子もいるみたいだからねー。だめなのかなぁー。」
ねこ・夜ご飯を食べ終わる
まったりしているねこの傍らに、すっと猫草を置いてみると
むっしゃむっしゃ食べるようになりました。。
猫草は部屋に常に置いてあるのですが、にゃんこは常に食べるというのではなく、時折思い出したかのようにくちゃくちゃ食べてます。食べ終わった後は
こんな感じで散らばってます。猫草を鉢から直接食べてるというよりも、一度ぷちっとちぎってから食べているみたい。
ウールサッキングに猫草?
そもそも、なぜ猫草を与えようと思ったかというと。ウールサッキング対策に「繊維質多めのフードを与える」という選択肢があることを知ったから。「繊維質多め」ということは、「噛み応え」。「噛み応え」があってにゃんこが食べていいものといえば「猫草」ってな発想でした。
猫飼い経験者のパパさんは実家時代のにゃんこに猫草を買い与えることはしなかったそう。そもそも外に出していた子だったので、完全室内飼いのわが家にゃんことは行動に違いがあるようです。
猫の癖
猫を飼う人は、自分の猫の嗜好性を早めに知って、それらを猫の目の届かない所に隠してしまいましょう。猫が10匹いたら好み、癖も10色ということでしようか。病気なら治療の方法も考えられますが、嗜好性は治すことができないのです。
意外と知らない猫の習性・飼うためのアドバイス
「ウールサッキング」が「猫の嗜好性によるもの」だとすれば、「治せない」ということなんですね。わが家でも、対象のふわふわした手触りのぬいぐるみ・洋服類は全部しまっています。
ここ最近噛むようになってしまった毛布。にゃんこは「同じパターンに安心感を覚える動物」のようなので、噛んでいる時のパターンを振り返ってみました。
- 噛んでいる時間帯は夕方以降
- にゃんこはしっかり起きていて、人間は寝ていたり他の事をして静かにしているとき
- 人間用の布団に敷いてある毛布の端っこを噛む
- ふわふわした洋服も床におきっぱなしだと噛むが、椅子にかけてあったりすると噛まない
このパターンを崩すしかないと考えました。
悪いパターンを崩す
わが家では先ほどのパターンだったので、それを崩すために
- 毛布の端っこを噛む→端っこが見えないようにおりたたむ・布団で隠す
- 夜ぐっすり寝てもらうためにたっぷり遊ぶ
それに加え「ウールサッキングが猫の嗜好」ということなら、「猫草を噛む」ことで、満足してもらえるかなぁ?
農場直送の猫草 好きな子は与えたとたんムシャムシャ食べちゃうので、「すぐ食べられる位成長している鉢」と「1週間~10日で食べごろになる鉢」のセットがいいな、と思いました。
まとめ
この1週間続けてみた結果、うまくいっています。ウールサッキングする子には猫草が好きな子も多いのかも?!中には猫草を食べすぎてしまう子もいるそうなので、与えるときは必ず様子を見てあげてくださいね。