にゃんこが健康に、長生きしてもらうポイントのひとつとして「水分をたっぷりとってもらう!」ことがあげられます。とはいえ、「いっぱいお水を飲むのだよ~」と、諭しても通じないのがつらいところ…。ならば!わが家では、食事ごとに一定量水分が取れるようにしました!とっても簡単ですよ♪
ドライフードは水分が少ない
一日に必要な水分量
猫はもともと砂漠出身の生き物ゆえ、水分をたくさんとる習慣がないと言われています。もともとの習慣なら水分接種しなくていいのかというとそうではなくて、健康の為には、ある程度必要なんです。
本来の猫は自分で獲物をゲットして食していたわけです。自然界の獲物は水分量が70~80%。そこで水分が取れていたので、直接的に飲む量は少なくてもすんでいたと想像できます。
一方、ドライフードは水分含有量が10%以下。完全室内飼いでドライフードを日常的に食べている子は水分不足により、臓器に負担がかかり尿疾患・じん像病などを引き起こしてしまう…。
にゃんこに必要なある程度の水分量=所説ありますが【体重1キロに対して40~50ml/日】がよく言われる目安です。わが家のにゃんこは3.6キロなので…最低で144ml/日が目安ということ。
直径14cmの入れ物で、144mlってこれくらいでした。うん、このままの状態ではこんなにたっぷり飲まないよね。
ドライフード+水
そこで、『かりかり+ぬるま湯』です。
もともと「かりかり」を「かりかり」のままであげていました。が、動物病院からの提案で少し体重を落としましょうとなったとき、カロリーセーブ&満腹感のため「茹でキャベツ」をまぜてかさましし、与えていた時期がありました。
うちの子は好き嫌いがないほうであっという間にたいらげ、むしろ茹でキャベツだけでもおいしそうに食べていました。
でも、茹でた野菜はねこにはよくないという記事を読んだり、肉食のねこがキャベツを食べてもいいのか?と疑問に思い、水分が取れるのはいいことだからいっそのことかりかりにぬるま湯をかけてしまえ!と。
結果、ぴちゃぴちゃ飲み干してから、ふにゃふにゃになったかりかり(もはやかりかりとは呼べないが…)を食べてます。
『カナガンキャットフード』 猫に不要な穀物や人工添加物を一切含まないドライフード。全年齢対象です。
高さのあるキャットフードの器
100均で購入、ガラス製です。本当はもっと違うのがいいんだけど、とりあえず購入したまま使ってます。
で、なんで1匹なのに2つ器があるのかと言いますと、1回分のキャットフードを2つの器に分けてあげているから!でした。1つは待ち構えているねこさまにすぐ提供。むはむは食べている間に、もう1つを適当なところに隠し置く。というあげかたです。
1つ目を完食したねこさまは、ふんふん鼻息を荒げながら「もう1つはどこだー!!」と探し回るわけです。(このスタイルにしてから、うちのにゃんこは「ごはんは2か所に分かれている」と理解しているみたいで、2つ目を勝手に探しますし、食べ終わると「食べたー」という感じで毛づくろいしはじめるんですよ)
「狩り」のために温存している体力を消費せずに、毎日決まった時間にごはんをもらえちゃう家ねこにもドキドキ体験を!と「いぬのきもち・ねこのきもち」で読んでから実践しています。
この器の形、もっと背が高いほうがねこの食べるスタイルで楽に食べられるとか。
■後日、器を替えました。【関連記事/猫食器として、やや理想の高さ!100均のセリアで買ったよという話。】
時間・回数
うちのにゃんこがおうちに来たとき(4か月齢)から、朝・夜の2回あげています。
アラームで音楽をいつも同じ音楽を鳴らしてからごはんの支度(かりかりを計りではかって、一定量を器に。もう1つには適量のお湯を足す。)をしています。
基本的には朝6時半、夜5時ころ(その時々によって多少前後することもありますが、音楽をかけてからごはんの支度はゆるがないルールです。)にあげていますよ。ごはん前30分~1時間ほどは「ごはんちょうだーい♡」ですりんすりん、にゃーにゃーあまえんぼじょうたいです。
ごはん後
毛づくろいを済ませて、ひとねむりするのがいつものパターン。なので、少し落ち着いたあたりで濡らしたガーゼを用意し、あご下&あわよくば口の中(歯・歯茎あたり)をふきふきします。(顎ニキビになりやすいので)
まとめ
ごはん催促対策に、「決まった音楽を聞かせる→ごはんをあげる」というパターンは絶対にしています。本当は毎日手作りごはんをあげたい!と思いメニューを色々調べてみたり、でも栄養素的にいいのか?と疑問に思ったり。あくまでも現時点でのわが家のやり方です。