月のたよりの「あんもち温灸-また-」についてまとめています。
電子レンジ10秒チンで手軽に温灸体験ができる、月のたより「あんもち温灸-また-」をモニターさせていただきました。
「また」と付くのは、股の前から後ろまでを温めることもできる形の温灸だから。
強すぎない灸療法の総称で、皮膚にやけどや水疱が残らないものを指します。
ピンポイントを温めるお灸と比べて面でソフトに体全体を温める方法。
生理痛を和らげるには、下半身を温めて血行を良くすることが有効です。
使い捨てカイロだと低温やけどの心配があるし、ホットタオルは作った直後は熱すぎるのに冷めるのが早い…。
「あんもち温灸-また-」は低温やけどの心配がなく、じわじわやさしい暖かさが15分程続きます。下腹部はもちろん、その他の気になる部分にも使うことができますよ。
あずきで温める あんもち温灸(また)を使ってみた感想
月のたよりの「あんもち温灸-また-」の大きな特徴はこの3つ。
- 触れて気持ちいい
- 自然で安全な暖かさ
- また以外の場所にも繰り返し使用OK
詳しく見ていきましょう。
【触れて気持ちいい】三枚重ねニット生地でもっちりお餅のような肌ざわり

甘撚り(あまより)オーガニックコットン
触れたらびっくりのもっちもち感!まさに「お餅」がぴったりのイメージ。
長繊維のオーガニックコットンを糸からふわりと甘く撚ってつくることで、柔らかくもちもちとした感触に編み上げたニット生地です。
お手玉と同じあずきのシャリシャリ音がするのに直接的に小豆のつぶつぶ感が伝わってこないのは、このニット生地が贅沢に三枚も重ねて作られているから。

温めずにそのまま肩に乗っけていても、生地の触り心地と適度な重さが気持ちいい!
【自然で安全な暖かさ】低温やけどの心配がない
「寝る時使ってもいい」という点がとっても重宝しています。
湯たんぽ・カイロ・電気毛布には低温やけどの心配があるので、就寝時は「使えない」か「注意して使って」と記載してありますよね。
以前使い始めてからかなり時間のたったカイロを、パジャマのポケットに入れてたまま寝てしまったことがありました。

翌朝めざめるとポケット側の肌がヒリヒリ…。
パワーが弱くってこの状態だったので、普通にあったかい状態で同じことをしてしまったら…低温やけどって怖い!と身をもって感じた体験でした。
月のたよりの「あんもち温灸-また-」の中身はあずき100%。低温やけどの心配がありません。

10秒チンしてからお腹にあてて、おまたにあててそのままお布団へ。「あったか~い」と感じながら、夢の世界へ(笑)。こころなしか寝つきもいいように感じます。
【エコ】また以外の場所にも繰り返し使用OK
月のたよりの「あんもち温灸-また-」は一般的なものと比べると、繰り返し使える回数が多いです。(他社製品は使用回数100回~150回程度というものがほとんどでした。)
また、用途に合わせて目用・首用・おなか用・腰用…と形が違うものが多い中、
- 肩がこった時は首にまく
- 腰が痛い時は腰の下にしいて寝る
- ショーツに敷いて股の前から後ろ(下腹部~肛門付近)まで温める
など、ひとつで自由に色々な場所をあたためやすい大きさ・形になっています。

あんもち温灸であたためる おすすめのツボ一覧
なんといっても「また」を温めることを想定して作られているので、一般的なあずきアイピローより長めでしっかりフィット。
あずきアイピローを股用に代用するのはむずかしいけれど、あんもち温灸-また-をアイピローとして使うことはできます。
再確認してみよう!生理痛の原因とは
生理痛の原因の主なものは、以下5つ。
- プロスタグランジンの過剰分泌
- 子宮の発達が未熟
- 肉体的・精神的なストレス
- 痛みに対する恐怖感
- 病気による痛み
中学生の生理痛は子宮の発達が未熟だから?
わが家の長女(中学3年生)は私よりも生理痛がつらいらしく、生理3日目くらいまで生理痛薬で対処しています。
初潮を迎えてから数年は、子宮が未成熟なため、子宮口が狭く硬い状態になっていて、子宮外に血液をスムーズに押し出すことができません。そのため、より強く子宮を収縮させ、血液を押し出そうとするので痛みが起こります。子宮が成熟すれば自然と治まります。
LION 生理痛の原因
痛みの程度は本人しかわからないので容認していますが、「なるべく薬は使ってほしくないな…」というのが本音のところ。
効果の一方、副作用があるのが薬ですもんね。(生理痛薬の主な副作用は「口の乾き」「便秘」などがあります。)
生理痛のセルフケア!体を温める
どうしても耐えられない痛みは生理痛薬に頼るとして、その他にできるセルフケアとして「温める」ことが有効です。
生理痛の第一の敵は冷えです。冷えは生理痛を増強します。下半身を温め、血行をよくすると痛みも緩和されます。
東洋大学 生理痛とセルフケア

サイズ:約9cmx30cm
またのあたため初体験でした!
恐る恐るあててみると…じんわりあったかくって心地いい!たっぷりめの30cmという長さがまたよくって、また全体からあたたかさが伝わってホカホカしました。
またにあてる方法として、ショーツの2枚重ねで間にあんもち温灸を挟み込むという方法にしましたが、私の場合はやや違和感があって、そのまま家事などをするには向いていないかな…という感想です。
なので、またをあたためるのは寝る時に。中学3年生の上の子は、温めることで生理痛が和らぐことに感動していました!

本体を汚さないための包み布(約30cmx30cm)玉ネギ染め
一般的なあずきアイピローのデメリットと言えば、中身があずきゆえ本体の洗濯ができないこと…。月のたよりの「あんもち温灸-また-」には、本体を汚さないための包み布が販売されています。
包み布も貴重なオーガニック・スーピマコットンをスイスにて極細の糸に紡績後、日本で織立てられたこだわりのもの。

1枚1枚手染めされた包み布、本体をくるんで使います
さらっとした薄めの生地で、あんもち温灸のよさを損ないません。
あずきで温める あんもち温灸(また)の使い方
使い方で気を付けるポイントは、以下2点だけ。
10秒ずつ様子を見ながら電子レンジで加熱
仕事や家事に毎日忙しい女性に喜んでもらいたいと、電子レンジで10秒チンするだけで使えるようになっています。
初めて使ったとき「そんなに短い加熱でいいんだ!」と感じましたが、逆に長すぎる加熱はNGです。(火傷の恐れ/あずきの劣化が早まる/あずきが割れて、すき間から虫が発生しやすくなるため)

10秒ずつ様子をみながら、「じんわりあたたかくて気持ちいい」と感じる温度が目安です。ちなみに私は600Wで15秒程チン→15分程度あたたかさが持続しています。
次の使用まで4時間程度程空ける
あんもち温灸のあったかさは、あずきに含まれる水分によるもの。あずきに再び水分を貯めるため、4時間は空けましょう。
あんもち温灸-また-は女性の強い味方
あんもち温灸が開発されたのは、ある女性鍼灸師さんの「女はねぇ、股を温めなきゃ!」という一言からだったそう。女性に嬉しいツボが下腹部に集中しているからなんですね。
実際にあたためてみると想像以上に心地いい。さらに、意外と冷えていたんだ…という気づきがありました。
私自身下の子が逆子の状態でお腹にいたとき、「逆子が治る」と有名な鍼灸院へ藁をもつかむ気持ちで通いました。数回通った後、くるんと正常な向きに。
普段あたためることを意識していなかった「また」。とにかく心地いいので、続けていきたいと思います。
手軽に温められるあんもち温灸で、温活をはじめてみましょう!