猫を飼おう!と決意した次に、どの年齢層のにゃんこを迎えるか、というあたりを検討しました。
子猫から飼い始めたわけ
子猫とひとくくりに言っても、本当に生まれて数日のねこちゃんもいれば、もう少しで1歳という子猫ちゃんもいます。実際に飼ってみて、その差は大きいと感じました。
わが家は、東京キャットガーディアンにて保護されたにゃんこ1匹を4か月齢の時に譲り受けました。
東京キャットガーディアンから譲り受けることができるねこちゃんは、2か月齢あたりからです。早期不妊去勢手術やワクチンを済ませ・猫の社会化を学ばせてある程度成長している段階がこの月齢、という判断のようです。
その当時、下の子が4歳(年中)上の子が8歳(3年生)でしたから、あまりにも小さい子猫の場合、ふんずけちゃったりしないだろうか。ねこ飼い初心者にもちゃんと飼えるだろうか、という不安がありました。
それでも、人間に比べてものすごいスピードで成長する猫ちゃん。折角なら、かわいい子猫時代も経験してみよう。というパパ(独身時代実家にて、2匹の猫飼育経あり)の意見が決め手になりました。(子どもたちは小さいけれど、かしらもが日中家にいるので飼育可能、と判断しました。)
実際にシェルターに見学に行って、相性がよさそう!!と判断した子猫がたまたま4か月齢だった。というのが、実際のところです。
わが家に来てから、あれよあれよという間に体が大きくなって、鳴き声もかわって、おもちゃで遊ぶ動きもかわって…と。激動の1年でしたよ!
不安に思ったこと
- ごはんの量をどれくらいにすればいいのか
- 買い物などで家を留守にするとき、(ケージがないので)大丈夫か
- こどもたちが、ふみつけないか
- くしゃみをしているが、このくしゃみは正常か
ごはんの量
キャットフードのパッケージに目安量が書かれています。その指示に従って与えていましたが、ある時獣医さんから「少し体重コントロールしていきましょうね~」と。「ええっ!見た目おでぶにゃんこじゃないのに~?まだ1歳にもなっていないのに~?」って驚きました。
パッケージの目安量はあくまでも「目安」であって、各家庭の環境とかにゃんこの体質・運動量なんかも関係してくるんですよね。私たちに置き換えて考えてみれば当たり前のことだけれど、「赤ちゃんねこ」ということに気をとられすぎて、大事なとこを見落としてました(*_*;
それにしても、猫飼い初心者が「どれくらいが適正な体重・成長具合なのか」を見極めるのって、難しいんです。ほんと、人間の赤ちゃんでも第一子って戸惑う。。みたいな状況です。経験者からすれば「ぜんぜんだいじょうぶだよ~」っていうことが、気になっちゃうんですよねぇ。
なので、不安があれば病気じゃなくても獣医さんに聞いてみる。飼育経験豊富な方々に聞いてみる。それが一番。
留守にするとき
「にゃんこが待ってるから、早く買い物すませて~」っていう心境でした。で、帰ってみると寝ていたり・にゃーんって寄って来たり。おかげさまで大事件はおきませんでした。
- 誤飲・誤食しそうなものを出しっぱなしにしない
- 適温になるようにする
- 外に出ないようにする
この3点が留守にする時に、今でも気をつけているポイントです。
こどもたちがふみつけないか
ねこって狭いところ、好きです。なので、ふわっとしているふとんのすきまや毛布の下にいたりして。ふわっとしてるふとんにどーんと飛び込むこと、大人でも好きですよね。。ましてや子どもたちですから、なんどひやひやしたことか。そんな可能性があるときは、口をすっぱくして何度も言い聞かせていました。
ハンターのねこですから、足音を消して移動するのが得意。存在をアピールさせるために、鈴付きの首輪をつけました。が、うちのにゃんこはたいそう嫌らしく、すずをガジガジかみつぶして、音が鳴らないすず、となってしまいました。
結局、子猫時代こどもたちがふみつけることはなく、唯一「あぶないよ!気をつけて!」といつも言っていたパパが、しっぽをふんずけてしまった。ということが一度だけありました。
くしゃみ
家に迎えて数日経ったあたりから、頻繁にくしゃみをしだしました。家の中がほこりっぽくてくしゃみしているのかな。。なんて思っていましたが今になってみれば、あれは「猫かぜ」からくるくしゃみだった、と思います。シェルター時代(もしくはその前)にすでに猫かぜキャリアだった、うちのにゃんこ。環境が変わったのがストレスでウィルスのパワーが強くなったのではないかと。
今でもたまーにくしゃみしますが、本当にたまのこと。その当時は「くしゅんくしゅんくしゅんっ」と連続で、1時間のうちに何回もしていました。
気になるときは1時間に何回ほどするのか・可能であればその様子を録画し、獣医さんにみてもらうといいかもしれません。
ペットの新生活応援セール 初めて猫を飼育するのに必要なもの・あった方がいいもの特集。
まとめ
子猫時代は、本当にかわいい時代でもありますが、病気に対する免疫が弱かったり・温度管理が大事だったりと気をつけなければならない点(リスク)も多いように感じます。
そのにゃんこ自身が幼少期に「社会性」を身につけていのであれば、成ねこから飼育しはじめたほうが、猫飼い初心者さんむけともいえる(子猫から飼わないとなつかない、ということは全くないそうです)でしょう。どこまでケアできるか、を見極めてから飼育する年齢層を決めましょう。