猫がいる生活

20分で簡単手作り!手ぬいでOK・猫ちゃん用安全な首輪の作り方【ハンドメイドしよう】

手作り首輪を猫が付けているところ
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わが家流、超簡単な猫用首輪の作り方です。やってみたら意外と簡単で、20分程度で完成しました。

基本的に真っすぐ縫うだけなので、手ぬいで作れます。

当記事で紹介する「安全な首輪」とは、現時点で私が思う最良の形のこと。理由は記事後半に記載しましたので、気になる方はご確認ください。

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20分で簡単に作れる猫用首輪の作り方

首輪がストレスにならないよう、「やわらか軽量」な首輪になるようにしました。(固い芯材不使用)

まずは、材料の準備と計測から取り掛かりましょう。

首輪に使う材料

布地「首輪はげ」ができにくいので「綿」推奨
30cm×5cm程度あれば足りるはず
取り外し用バックル強い力が加わると外れる安全バックルがおすすめ
針・糸ミシンでもOK
定規柔らかいメジャーがあると便利
アイロンなくても作れますが、あった方が便利
安全ピン長さの最終チェックをするときに使います
中央バックル
(なくても可)
わが家で使っているハートバックルもネットで購入できます
「〇〇mm」は布幅のこと
アイロン式なまえシール
(なくても可)
連絡先記入用

猫の首まわりを計測

首まわりをヌードサイズ(=余裕をもたせない長さ)で計ります。

余裕を持たせないけれど、苦しくならないように。柔らかいメジャーを使ってね。

【柔らかいメジャーが無いときは…】

  1. 細く切った紙や布テープを準備
  2. 首回りにあてて、指でつまんでおくか何かしら印をつけておく
  3. 取り外してみてから、定規で長さを計ればOK!

ヌードサイズ+4~6cmが、できあがり首輪のサイズになります。

ヌードサイズはピッタリフィットさせて計るのがコツ。それに約5cmプラスしたサイズがだいたい人間の指2~3本入るおおよその適正サイズとなります。超短毛種の猫ちゃんや猿ぐつわの癖のある猫、子猫の場合は、人間の指1~2本位入るのが目安。ヌードサイズより約2~4cm位のプラスが適正サイズとなりますヨ。

首輪サイズの計り方 猫用品のゴロにゃん 楽天市場店

参考までに…わが家ねこのヌードサイズ:20cm(体重3.2キロ・短毛)
20cm+5cm(余裕分)=25cm(完成長さ)10mm幅のバックルを使って作りました。

【写真で見る】カンタン猫用首輪の縫い方

  • step1
    布をカット

    計測したヌードサイズ+7cm(=余裕分+バックル取り付け分)×4cm(幅)にカットします。

  • step2
    半分に折ってアイロンで印つけ
    布を半分に折ってアイロンがけ

    ちょっと大変ですが…アイロンなしの場合は、手でゴシゴシとなぞることで折り目を付けることもできます。

  • step3
    再びアイロンで印つけ

    先ほど付けた印にむかって上下より折り、アイロンで折り目を付けます。

  • step4
    上下半分に折る
    猫の幅1センチ首輪の作り方
    半分に折りたたみます
  • step5
    端を縫い合わせる
    ミシンでの直線縫いでもOK

    わざと少しずらしてかがり縫いをすると表に縫い目が響かず、手縫いでもキレイに仕上げることができます。

  • step6
    バックルを付ける
    手縫いで作る猫首輪、バックルの取り付け方
    縫うのは爪で押さえているあたり

    取り外しバックルの片方を通し、1cm折り返して縫います。

  • step7
    ハートバックルと、もう片方のバックルも付ける
    手縫いで作る猫首輪完成サイズ

    先ほど取り付けたバックルの反対側より、ハート型バックルを通します。

    残りのバックルも布に通し、先ほど同様1cm折り返した状態で安全ピンで仮止めします。

    当レシピは簡単に作れる一方、完成後長さ調節ができません。
    なので、この段階で片方を仮止めし、猫ちゃんに付けてみて長さの最終チェックをしてみてください。
    首輪のゆとりがありすぎるようなら、仮止めしているバックルの折り返しを長くして調節します。

  • step8
    安全ピンを外し、残りのバックルを縫いつける
    手作り首輪をつけている猫

    長さの確認が済んだら安全ピンを取り外し、バックル部分を縫い付けて完成です!お疲れさまでした。

    必要に応じて首輪裏などに名前シールをアイロンで付け、連絡先を記入してください。

手縫いで作る猫首輪の完成重さ
完成品は5gでした。ショップでよく「軽量首輪」と謳われている重さ。

使う布によっては、もう少し軽量に仕上げることもできます。(わが家で以前作ったものは4gでした)

つけ始めのころは首輪をいやがってないか・サイズはちょうどいいか、気にしてあげてくださいね。

手作り首輪に便利なバックル・迷子札

▼重さで自動的に外れるバックル。
パーツのカラーが豊富なので、お好みのカラーに合わせられます。

▼首輪中央にアクセントを付けたいときに。

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▼1円玉サイズ・アクリル製で軽くて耐久性もあり。

▼ぶらぶらする迷子札が苦手な子にはこんなタイプもあり。

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完全室内飼いの猫に首輪って必要?

完全室内飼い&戸外に出てしまわないように対策済み…。
そんな状況でも「首輪」は必要でしょうか?

  1. 戸外に出てしまう可能性は0%ではない。
  2. 災害はいつ発生するかわからない。

この2点から、完全室内飼いのねこであっても、首輪は必要と考えました。

首輪を付けるメリット

  1. 「飼いネコである」と認識される。
  2. 連絡先を取りつけることができる。

飼いネコであると認識される

何らかの理由で戸外に出てしまったねこちゃんが、「飼いネコである」と認識されるということは、「捕らえられて即保健所行き」をほんのわずかな可能性でも、引き延ばしてくれる効力があるということ。

「飼いネコ」であるならば「飼い主」がいるはずで、この子を探しているかもしれない。
という発想もあるかと。

運よく、やさしい方にみつけてもらえれば保護してくださるかもっ!首輪のつけていないねこが歩いていれば、「あ、ねこがいる」で終わってしまうことでしょう。

「保健所行き」ということは「数日の間に殺処分」という可能性が非常に高いのが、現代日本の状況です。

(ただし、私の住んでいる神奈川県は平成26年度、神奈川県動物保護センターに収容された犬と猫の殺処分がゼロになりました!!県動物保護センターが所管する区域(横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市及び藤沢市を除く県全域)での実績。)

万が一戸外に出てしまい、なんらかの理由で首輪が外れてしまったとしても、一定期間つけておくとできる首周りの「首輪跡」で、「飼いネコ」であると判断してくれる方もいるようです。

連絡先を取りつけることができる

裏側に連絡先を貼りつけたり、迷子札を取りつけることができます。

つまり…首輪(+連絡先)を付けることで、誤って戸外に出てしまった時発見できる可能性が高まる。

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首輪を付けるデメリット

  • サイズが大きすぎたせいで、猿ぐつわ状態に
  • サイズが大きすぎたせいで片腕がとおりってしまい、たすきがけ状態に
  • 子猫時代に付けたはずれないタイプの首輪のまま逃走し、成長とともに首に食い込む
  • 完全室内飼いであっても首輪と何かがひっかかり、身動きが取れない状態に

どれも心が苦しくなる内容ですが、実際に起こっている事例です。

安全な首輪とはどんな形?

先ほどのデメリットを見てみると、残念ながら「完全に安全な首輪」は存在しないでしょう。

その中でも安全性が高いと感じたのはある一定の重さがかかれば自動的にはずれるバックル」(=安全バックル)を使った首輪です。

首輪に関する事故で多いのは、何かと首輪が引っかかってしまい身動きが取れなくなってしまうこと。
安全バックルならそんなアクシデントの時に首輪が外れて、難を逃れられると考えました。
また、定期的に首回りと首輪がキツ過ぎないか・ゆるすぎないかをチェックしてあげることも大切だと考えています。

子猫時代に、ネットで購入した首輪を使用していました。

が、付いていた「すず」がいやなようで、静かにしていると思ったらすずをぺっちゃんこにかみつぶしていた…ということが。

その当時のバックルがあった+家にあった布の色が似合いそう!ということで、今回手作りしてみました。

いざやってみると本当に簡単!思い立ってちゃちゃっと作れるので【季節ごとに作って衣替え】なんてこともできます♪

以上、20分で簡単手作り!手ぬいでOK・猫ちゃん用安全な首輪の作り方【ハンドメイドしよう】…でした。

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