カナガンキャットフード(ドライフード)は国産品でよくある「小分けパック」や「大袋」といったサイズ展開がなく、1.5㎏パック一択です。
おいしく食べ続けられる保存の仕方を確認してみました。
賞味期限
公式ページの情報によると、カナガンキャットフードの賞味期限は、常温未開封の状態で製造日より18ヵ月です。わが家に2016/6/2に到着したキャットフードのラベルには、2017/7/18とあり。ん?ということは賞味期限13ヵ月。つまり…
と思っておけばよさそうです。プレミアムフードって、「人工保存料無添加」を謳っているところがほとんどなので、賞味期限も短めなのかな?と思っていたら。ストックする分を考えても、12カ月程賞味期限があれば十分ですね。
そこに、素朴な疑問がわきました。「人工保存料」が使用されていないのに、どうやって18ヵ月間品質を保っていられるんだろ?
- 植物性油脂から得られた「ミックストコフェロール」が、油脂などの成分の参加をゆるやかにしている
「ミックストコフェロール」は安全性が高く、カナガン以外のプレミアムキャットフードにも「天然の酸化防止剤」として、よく使用されている成分でした。
ちなみに、パッケージに印字された色々な記号や数字。それぞれの原材料の「調達先」「調達日時」まで分かるそう。1回生産毎のサンプルも12ヵ月間保存されるという管理体制。品質管理がしっかりされているという証拠ですね。
では、開封後の賞味期限はどうでしょうか?
同封されていたチラシです。
いったん開封したものは、賞味期限に関わらずお早めに使いきるようにしてください。
ま、そうだよね。食べ物は皆、劣化していくもんです。早く食べちゃいましょう。
開封後の保存方法
同封チラシには開封後の保管方法として…
開封後は袋の口をしっかりと密封し、高温多湿の場所を避けて冷暗所にて保管してください。湿気が気になる方は、タッパーなどに小分けに入れ、冷蔵庫の野菜室などで保管していただくとより良い状態を保つことができます。
と書いてありました。「冷蔵庫の野菜室で保管」!この発想はなかった!
カナガンキャットフードの袋(パッケージ)は、アルミ製(かな?)で厚さもややあり、わりと固めな素材感です。「袋の口をしっかり密封」ってちょっと現実的ではないかな。多頭飼いの方はありかもしれませんが、1頭飼いにとっては1ヵ月超分のこの袋。毎回「しっかり密封」は、なしだと思いました。
早速、ジップ付の食品保存袋に入れてみました。袋の質によるのか、しっかり閉まっていないのか。袋越しでもフードの匂いがうっすらと…。これを冷蔵庫に入れてしまうと、庫内の食品へ匂い移りしてしまうかなぁ。
この状態でごはんタイムに開け閉めするのも、ちょっと面倒。ということで…
やっぱりタッパーに小分けにしました!匂い漏れもなし、ごはんタイムもぱかっと開ければすぐに取り出しやすい。何より小分けできるので、残りのフードを冷蔵庫の温度変化が少ない場所に置いておけば結露の心配も減ります。
調べてみると「ドライフードを冷蔵庫で保管するのはよくない」という意見もあるそうです。
- 冷蔵庫内で冷えたドライフードを温度の高い室内に出すと気温差で結露が発生してしまう。
- 結露=水分なので、カビが発生してしまう!
ということを懸念しての意見でした。
ということは、何回もドライフードを出し入れしなければいい、ということになりますね。
つまりは、数日で食べきる量にあらかじめ小分けにして、その他は冷蔵庫内で待機。(冷蔵庫内といっても、ドアポケットは温度変化が激しいのでNG)開封後食べきるまでの間、品質劣化を最低限で保っていられるでしょう。
カナガンキャットフードを食べ終わったあとの様子
午前中は、お気に入りのベッドでまどろんで…
風が強かった午後、ベランダから流れ込む初夏の匂いを堪能。
下の子が育てている朝顔を発見!風でゆらめく姿をしばらく見つめていました。
まとめ
カナガンキャットフード1袋は1.5㎏です。1日の給餌量が40gと仮定すると、1ヵ月ちょっとで食べきるというサイズ感。開封しなければ、約12ヵ月保存がききます。
開封後品質をなるべく落とさず、飼い主さんが毎日与えやすい方法は…
という方法だと感じました。(ただし、タッパーの蓋がしっかり閉まっていることを確認すること!)
にゃんこは、フードを音と一緒に記憶しますから(猫缶「ぱかっ」の音でどっからともなく走り寄ってくる!とか)冷蔵庫を開ける音で、毎回駆け寄ってきてもらっては申し訳ないですよね。
「ごはんタイムには決まった音楽を鳴らしてから、ごはんの準備をする」の習慣付けで、冷蔵庫の音には反応しなくなるのでは?と思っています。