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カナガンキャットフードは本当にいいのか実際に検証!(炭水化物は猫に必要か)

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そもそもカナガンキャットフードにに切り替えた要因の一つは「グレインフリー(穀物不使用)」だったからです。にゃんこに炭水化物は本当に不要なのか調べてみました。

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グレインフリーとは

カナガンキャットフードの特徴の一つとして「グレインフリー(穀物不使用)」というものがあります。

グレイン=穀物とは、農作物のうち種子を食用とするもの。例えば、米・小麦・大麦・ライ麦・蕎麦・あわ・ひえ・豆・きび・とうもろこし・モロコシなど。

簡単にカナガンキャットフードの考えをまとめますと…

にゃんこはそもそも肉食動物、さらに穀物は消化器官の異常や皮膚のトラブルなど、猫のアレルギーを引き起こしやすいと考えられているものだから、必要ないよね。だから原材料に穀物は使っていませんよ。

 

っていうことなんです。

『本来食べていたものではないのだから、配合しません』という考えは、シンプルですごくわかりやすですよね。

生物学的にも、数値ではっきりしています。

猫は犬よりもデンプンの消化吸収能力が2.5倍も劣り、たんぱく質・脂質・複合炭水化物を含む様々な食べ物の消化を助ける消化酵素である膵酵素(アミラーゼ)も犬の方が3倍高く、また猫の小腸は炭水化物の吸収速度を調節することができません。
猫の場合、糖質からのエネルギー摂取量は総エネルギーの半分以下が好ましいとされています。

猫の栄養学講座 炭水化物 All About

猫は肉食動物です。われわれ雑食動物と比べると、炭水化物の糖質であるデンプンを消化吸収する能力が低いということですね。

  • リスクになるものは排除すべき
  • 猫本来の食事に準じたフードに近づけよう

という考えからカナガンキャットフードは「グレインフリー」を選択したのです。

猫にとって炭水化物は必要か

吸収が苦手な「炭水化物」ですが、本当に不必要なのでしょうか。

猫本来の捕食対象動物は、うさぎ、ねずみや鳥など。内蔵や骨までまるごと食べることで、栄養を得ていました。

うさぎ、ねずみ・鳥たちは植物も食べます。ということは、間接的ではあるものの本来の猫たちは炭水化物も食していた、ということがわかります。

肉食からだけでは得られないビタミンやミネラルなどの微妙な割合の栄養素を補うために、炭水化物は猫にも有効だと考えられています。

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炭水化物はにゃんこにとって、有効な栄養素のひとつなんですね!

そんな一方、

炭水化物は、とても効率よく吸収できる栄養素ですが、ガンの猫に与える時には気をつけないといけません。
ガン細胞が好んでエネルギー源とするからです。
できるだけ少なく25%以下に制限することが望ましいです。
猫は人間と違って炭水化物を必ずしも必要としているわけではないので、ガンなどにかかったら炭水化物を含む食品はすべて摂取するのはやめにしたほうがいいと思います。

理想的な食事 猫の基礎的な栄養学 56nyan

といった意見もありました。

カナガンキャットフードの炭水化物分量は19.21%ですので「25%以下」をクリアしています。さらに、本来のエサであるネズミの栄養素を分解したときの炭水化物の割合は10%以下とのこと。

市販の多くのキャットフードは炭水化物量が30~40%ということから考えると、「低炭水化物」というのは、猫本来が必要な量に見合っていると思いました。

※カナガンキャットフードは「グレインフリー(穀物不使用)」ですが、=「炭水化物なし」というわけではありません。にゃんこにとって消化吸収のよい、サツマイモ・ジャガイモが含まれており、「低炭水化物フード」という位置付けです。

炭水化物量が低い=「消化の良いキャットフード」と言えます。

カナガンキャットフードを食べ終わったあとの様子

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ごはんを食べ終わると、毎回顔回りのお手入れしますよね。

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食べ終わった直後はベロで口の周りをぺろんぺろん。

前足を舐めて、舐めた部分で顔を拭いて…。毎回毎回、必ず同じ手順でキレイにしていくんですよね。いつもと変わらない風景なのですが、ついつい楽しくて見とれてしまいます。

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あんまり見つめていると、こんな顔で不思議そうに見つめ返されます。

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夜。新しい段ボールがあれば必ずIN。

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身を隠しておもちゃを狙います。

まとめ

結局のところ、にゃんこにとって一番いい食べ物は新鮮なネズミや鳥なんです。

それを与えられないので、なるべく近いものをあげられたらなぁという想いのもとフード選びをしました。

人間のごはんでさえ、「実は〇〇という成分が体にはよかった~!」なんて毎日のように情報が流れてきますね。ちょっと昔は「猫には猫まんま」が常識でしたが、日々研究され新しいことが判明してきています。

飼い主さんからのご飯しか食べられないおうちにゃんこの為に、日々勉強が必要だと痛感している毎日です。

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