スーパーで手軽に購入できていたキャットフードから、カナガンキャットフードに切り替えて、約1ヵ月が経ちました。
(関連記事/大事なのは原材料!猫にとって『安全な』キャットフードの選び方。)
切り替え当初、「1ヵ月ぐらいでは変化は見られないかな」と思っていたんですが、思いのほか変化がありました!
うんちの匂いが少なくなった
のっけからうんちのお話しで、申し訳ないです…(汗)。
でも「健康状態を知るには、うんちの状態をみるのが一番!」と、いいますからね!(^^)!
「うんちの匂いが少なくなった」これ私だけじゃなく、家族のみんなが共通して感じていたことなんです。
もともとうんちの前にドタバタする、いわゆる「うんちハイ」になるわが家のにゃんこ。その素振りから「あ~そろそろしたいのね…」とわかりやすい子なんですが、2割くらいうんちハイにならずにすんなり済ませている時があるんです。
そんな時みんながいるリビングに猫トイレが置いてあるので、その臭いからすぐに「してるっ!」ってわかっていたんです。
それがっ!
フードを切り替えて2週間後くらい。何の気なしに猫トイレに近づいてみると…
「あれっ!出てる!!」っていうことが数回ありました!
これ、わが家では飼い始めてから初めての出来事。もちろん「無臭」っていうことではありません。それなりにしっかり臭いはするんですが、以前より柔らかな臭いになったというか。下の子曰く「息を止めていなくても耐えられる臭い」とのこと(苦笑)
人間でも「腸内環境が良好&食生活が良いと臭いが抑えられる」と聞きます。
っていうことかな、と思っています。
毛玉を吐くようになった
以前は「尿路結石になりにくい」と謳われたキャットフードを与えていました。
その間に毛玉を吐いたことは年に1・2回ほど。つまり、ほとんど毛玉を吐いたことがなかったんです。
カナガンキャットフードに切り替えてから、約1ヵ月の間に3回毛玉を吐きました。
今の時期「換毛期」ということも関係しているとは思いますが、未体験のことだったんで、正直びっくりしました。
「猫は毛玉を吐くのが普通」っていうことは以前勉強して知っていましたが、「頻度」について具体的に知らなかったんで心配になったんですね。
「短毛種の子は、普通どれくらいの頻度で毛玉を吐くのか」とか、「短毛種と長毛種のどちらが毛玉を吐きやすいのか」とか…。そんなことを考えていたらふと、他のことにも疑問が。
フードの種類で「毛玉対策用」っていうのがありますよね。あれってどうやって「対策」しているかご存じですか?「もしかして…薬品とかで毛を溶かしているとか~??」なんて疑ってしまい、調べてみました。
結局のところはっきりとはわからなかったです。ごめんなさい。
でも、「食物繊維豊富で~」という謳い文句が多く見受けられました。データを見ても『粗繊維:5.0%以下』とか。穀物を多く配合することで、消化しないものと共にうんちとして毛玉を排出させていた、ということなのかしら。
カナガンキャットフードはグレインフリー=穀物不使用なので、毛玉がフード(穀物)と共に下へ押し流されることなく、口から「吐き出されるようになった」んじゃないかな。
それで、改めて考えてみたら。
- 本来にゃんこは主に狩りをする際、自分の存在を獲物に悟られないように匂いを消す必要があって入念に毛づくろいする。
- 毛づくろいに適した舌になっている。
- 舌はざらざらしていて、自身の毛がひっかかる構造。
- 当然飲み込んでしまう。
- 体には必要ないものなので吐き出す。
っていう、自然の構造が備わっているんですよね。
それを、「毛球症になったらどうしよう!」「部屋のあちこちでべ~っとやられたら困る」っていう人間のエゴで栄養的に必要じゃないものを与え続けるのも、どうなんだろう、と。
毛玉を吐きだすのは、自然の行為
吐き出す頻度は、それぞれのにゃんこにより差がある(さすがに、毎日…とかは異常)
ブラッシングをしてあげるのは、にゃんこも嫌がらない程度ならスキンシップにもなるしOK
という考えに行きつきました。
2016年12月31日追記
年末なのでわが家のキャットフード事情を見直し。結局毛玉を吐いたのは、この時期数回だけでした。
ちなみに、カナガンキャットフードは尿路結石対策について
尿路疾患について配慮はされていますか?
尿路疾患のネコちゃんにも優しい配合となっており、原材料のクランベリーに含まれるキナ酸は尿路結石の原因となる尿のph値を安定させてくれます。ただし、結石にはタイプがございますので、下記数値をもとに獣医師にご相談下さい。
リン 1.4%
カルシウム 1.58%
マグネシウム 0.09%
ナトリウム 0.36%
カリウム 0.64%
という回答が公式サイトに表記されていました。多くの猫ちゃんがかかりやすいと言われている尿路結石にも、考慮されているのがわかります。
毛艶が良くなった
もともとね、フードにお湯を足して与えているし毛艶には自信(!?)があったんです。
(関連記事/ドライフードを食べている猫ちゃんに。今よりもっと水分を摂ってもらうとっても簡単な方法。)
だから、フードを替えて「劇的に変わった!!」っていうことは恐らくないんじゃないかな…って。
約1ヵ月経過して、悔しいけど(+_+)やっぱり「やわらかく・つやっとしてきた」感じがするのは「フードを替えたからかも」と、うっすら認め始めてきたという状態です。
まとめ
カナガンキャットフードは「お試し」的な少量パックがなく、1袋=1.5㎏の単位での販売です。猫ちゃんによっては体に合うかどうか、食べてくれるかどうか心配な飼い主さんもいらっしゃいますよね。
わが家では1袋食べ終わる前あたりで、このような「良い」変化が見られました。サンプルが用意されていないのは、1袋与えてみてご自宅のにゃんこにフードが合っているかしっかり判断してほしいから、だそうです。
何事もチャレンジしてみないとわからないですからね。「いいかも~」と気になったら、ご自宅のにゃんこに直接聞いてみるのが一番です(^^)/