【レビュー】「わが子がやる気になる伝え方」わが子に合った「答え」が知りたいパパママにおすすめの本

【レビュー】「わが子がやる気になる伝え方」子育てに疲れてしまったパパママにおすすめの本
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私がこの本を手にしたのは、

  • 娘によかれと言っていることが上手く伝わらない
  • 「わかった」と返事はするもののすぐに行動に移らない
  • 私が子どもの頃はこんなことなかったのになぜ?

と、日々感じていたからです。

具体的には「もう少し早く寝よう」「ごはんで呼んだらすぐにリビングに集まってほしい」「学校の準備は前日のうちに」というようなことです。

娘たちもそれぞれ中学生、高校生と成長し「思春期」と呼ばれる時期。

もう親の助言は不要で見守る時期なのかな…」とも感じていました。
一方で、「生活の基本的な部分はまだまだ家庭で教えるべきかも…」など、思いが行ったり来たり。

そんな時に出会ったのが、稲葉真由美さん著「わが子がやる気になる伝え方」です。

自分と子どものタイプの違いを知り、タイプ別の大事にしていることやタブーを知ることで、子どもの行動のなぞ(!?)が解けました。

もっと早くに知っておきたかった!

本書は幼稚園や小学生のお子さんを持つ親をメインに話が進みますが、もっと小さいお子さんや中学生・高校生のお子さんにも応用が利く内容になっています。

育てにくさを感じているなら、肩の重荷がスッと下せるような納得感を感じられること間違いなし。「わが子がやる気になる伝え方」の雰囲気をお伝えします。

それでは、早速まいりましょう!

※記事作成のため、商品提供いただきました(提供/株式会社ジェイ・バン)

「わが子がやる気になる伝え方」

性格統計学とは、人はだれしも生まれ持ったタイプがあり、タイプによって大事にすること、タブーが違う。それぞれのタイプによって響く言葉が違うので、タイプに合った言葉、行動をすることでよりよいコミュニケーションがとれるという考えのこと。
性格統計学を活用することでよりよいコミュニケーションに

わが子がやる気になる伝え方」は、性格統計学を元に実際の例を挙げながら、タイプ別のほめ方やしかり方、うながし方を具体的に解説された本です。

稲葉真由美著子どもがやる気になる伝え方表紙とカラーイラストページ

全160ページ、B5判よりちょっと小さいサイズです。
イラストやカラーが多用されていて、優しい語り口調の文章なので隙間時間にも読み進めやすいですよ。

この本の根底の考えは「性格統計学」です。

性格統計学とは?

性格統計学とは、著者である稲葉真由美さんご自身が対人関係に悩まれ、考案されたコミュニケーショメソッドです。
16年の歳月をかけてお仕事の関係で実際に出会った延べ12万人の統計データを元に分析、体系化されました。

人は誰しも生まれ持ったタイプがあり、そのタイプによって嬉しい言葉やタブーが異なります。
タイプに合わせた受け止め方、言葉選びなどをすることで、よりよいコミュニケーションとなります。

「性格統計学」を使ったコミュニケーション※は、2016年文部科学省の調査研究事業で教員向けのコミュニケーション研修として採用され、高い評価を得ました。

「性格統計学」を使ったコミュニケーションをより詳しく学ぶには、

  • 伝え方コミュニケーション検定初級
  • 伝え方コミュニケーション検定中級

があり、本書「わが子がやる気になる伝え方」は、伝え方コミュニケーション検定中級講座からまとめられたものです。

講座を学ぶメリットは【正確なタイプ分け】を診断してもらえるところ。
本書では簡易診断があるのですが、わが家では講座で診断された結果と違う結果になってしまいました。

とりあえずの雰囲気を知りたいなら本書で、しっかり学びたいなら講座受講がおすすめです。

「わが子がやる気になる伝え方」で学べること

  • お子さん、ご家族のタイプを知ることができる
  • タイプ別の大事にしていること、響く言葉、タブ―がわかる
  • タイプ別響きやすい具体的な伝え方がわかる
  • お子さんの自己肯定感を高めることができる
  • 子育て、夫婦間のストレスを減らすことができる

「わが子がやる気になる伝え方」で子どもがスムーズに行動してくれるようになる

稲葉真由美著 わが子がやる気になる伝え方はタイプ別項目が色分けされていて見やすいです

「わが子がやる気になる伝え方」には、タイプ別の特徴がイラスト付きで書かれています
タイプごとに章が色分けされているので、見返したい時にパッと開けて便利でした。

具体的な声かけ例が載っているので、わが子バージョンに少し直すだけで即実践につなげられます。

声かけ例は、幼稚園・小学生向けの内容です。中・高校生のお子さんには少しアレンジが必要。

本文に掲載されている体験談も参考になりました。

実際に「やる気になる伝え方」を実践してみました

わが家は4人家族です。性格統計学によるタイプ分けをしてみると、父・母・次女:ビジョン、長女:ピースとわかりました。

この結果を見て「やっぱりそうだったんだ」と驚きました!
「上手く伝わりにくいな」と感じていたのは長女だったからです。

しかも、本によるとビジョン親×ピース子は【とくに注意が必要な関係】とのこと。

【とくに注意が必要な関係】とは、親タイプの言動を子タイプに強要してしまうと、子どもの自己肯定感を低めてしまう可能性があるそう。

今、知っておいてよかった!

自己肯定感は、「私にもできるかも」「やってみよう!」という行動の原動力となる芽です。
良かれと思っていた声かけが、大事な芽を摘んでしまっていたじゃ、悲しすぎますよね。

自分を知って、子どもを知る

タイプの特徴を見てみると「だからこんな行動だったのか!」と納得がいくつもありました。

「性格統計学」に対して半信半疑だった夫に、私たちビジョンと娘のピースの特徴を伝えると「確かに!合ってる」とびっくり。

しぶしぶながら「そうだったのか」と理解していました。

上手な受けとめ方を知る

  • 話が長いのはしっかり伝えようとしていたから(てっきり話が苦手なのかと…)
  • 理由を知ることで行動につながる(理由がわからなかったから行動できなかった)

以前までは「わかるまで何度も言ってやる!」とケンカ腰だった夫。
タイプの違いからくる行動の違いを知らなければ、修復不能な犬猿の仲になっていたかもしれません。

今気付けて本当によかったなと実感しています。

子どもに伝わる伝え方を知る

ピースタイプの「なぜ?」が満足できるように、元からしっかり伝えるようにしました。
以前より納得してすっきりした顔になっているように感じます。

「わが子がやる気になる伝え方」がオススメな人/オススメでない人

稲葉真由美著 わが子がやる気になる伝え方は性格統計学を元にした本です。

「わが子がやる気になる伝え方」は、人は大きく3タイプに分けられるという見解の「性格統計学」が元になっているメソッドです。
なので、以下に当てはまる方には響きづらいかもしれません。

おススメでない人

・人は簡単にタイプ分けできるものではない!
・型にはまったコミュニケーションはしたくない
・占いは信じない

上記の項目には当てはまらず、以下に当てはまる方にはぴったりの内容です。

おススメの人

・子どもは自分とタイプが違う実感があるが、どう伝えればいいのかわからない
・関係を改善させるためなら、自分の行動を変えられる
・占いに興味がある

こんな方にはすんなり響き、日々のストレスが少なくなると感じました。
もちろんこのメソッドは絶対ではなく、本書の中でもこんなことが書かれています。

人によっては、「ややロジカル寄りのピース」「ややピース寄りのビジョン」という方もいるでしょう。「このタイプなら絶対にこうするべき」としばられすぎず、コミュニケーションのヒントとして役立ててみてくださいね。

肩肘張らず楽な気持ちで♪

まとめ:タイプの違いを知りストレスゼロで自己肯定感を高めよう!

以前は「どうして行動してくれないんだろう?」「なんで娘はこうなんだろう?」など考えることもありましたが、タイプの特徴的な行動であることを知ってすっきりしました。

タイプ別の特徴とはつまり【生まれつきの考え方、捉え方の違いからくるもので、そういうもの】なんですね。娘が特別違っている、というわけではないんです。

ある種の「割り切り」を持って、その上でどうコミュニケーションする?という内容です。

子ども自身を認めた上でのコミュニケーションになるので、自己肯定感が低くなることはありません。

知っているか、知らないかで子育てのストレスが全然違う!

自己肯定感はその後の人生のエネルギーの元。
もっと早くに読んでおきたかった本でした。

以上、【レビュー】「わが子がやる気になる伝え方」わが子に合った「答え」が知りたいパパママにおすすめの本…でした。

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