通信教育「小学ポピー」1年生向けテキストについて、実際に体験した口コミをまとめています。
- 自宅学習の習慣がついて欲しい!
- 進研ゼミのチャレンジとどっちがいい?
- ポピーは実際どう?
幼少期からチャレンジを受講してきたわが家、ポピーを体験した率直な感想は…「戻れることなら、ポピーを選びたかった!」(-_-;)
教科書作成に携わる会社が作っている、家庭用学習教材「小学ポピー」。
お子さん向けの付録はないものの、勉強を好きになる仕組みが秀逸!親子の関わりが重要なので「毎日10分程度お子さんの勉強に関われる方」向き。
1年生からスムーズに取り組めれば、学年が上がってどんどん難しくなる勉強も問題なし!
実際のテキスト内容を紹介しつつ解説していきます。それでは、早速まいりましょう!
ポピーを選びたかった理由:勉強を好きになる仕組みが秀逸!
「ポピーにしておきたかった!」と強く思ったのは、「家庭学習を身に付ける仕組みがしっかりしている」から。
自宅での勉強が習慣化すると、勉強の仕方がわかり、どんどん自分で学んでいけるようになります。
- 自分で学んでいけるようになると
- ・どんなことにも意欲的になれる
・高校受験をスムーズに乗り越えることができる
・子どもたちが大人になって「解なき社会」で活躍する力になる
他の通信教材では「子どもが楽しく・一人でも進められる」というポイントに着目しているのに対し、ポピーでは「家族との関わり」に着目しているのが大きな違い。
家庭学習を身に付けるには教材だけでなく、ご家族の協力も必要なんです。
45年以上の歴史とイード・アワード2021(通信教育の顧客満足度調査)にて、小学生の部総合最優秀賞を受賞した小学ポピー。
ポイントを順に説明していきますね。
学校と同じ教科書準拠で取り組みやすく、結果がでやすい
毎月ご自宅に送付される教材は、お子さんが学校で使う教科書に沿って作られた内容(=教科書準拠)です。
単元配列や内容も教科書に沿っているから、授業を終えてスムーズに復習できます。「まだ習ってないからできない」とはならないわけです(チャレンジでは、たまにあり…)。
低学年であればあるほど「学校ではこう習った」と執着するもの。同じ内容だから混乱しません。
さらに「いいなぁ」と感じたのは、復習するタイミングもわかりやすく工夫されていることです。
学校の教科書に「きざみいれ」をしておくことで、お子さん自身で気づくことができます。
- 1ポピーが届いたら
学校の教科書を用意。ポピー目次ページから、該当する教科書ページを確認。
- 2教科書に記入
学校教科書の単元終わりページに、該当するポピーの「〇月〇ページ」と記入。
- 3きざみ入れまで授業が進んだらポピー
「〇月〇ページ」と記入した部分まで授業を受けたら、ポピーで復習をする。
小学ポピーを作っているのは、小中学校教材メーカーの新学社です。
ただの「教科書準拠」ではなく、現場で使われている学校教材のプロが作った通信教材!
学校のテストで「ポピーの問題と似てる問題だった!」という口コミが多いのは、教科書での頻出パターンを熟知しているからこそ。100点連発も狙えます(^_-)-☆
もちろん数字が全てではないですが、高得点を取れれば誰でも嬉しいですよね。「勉強は楽しい!」を実感して、自己肯定感や有能感をはぐぐみます。
【答えとてびきが充実】10分よりそって家庭学習を習慣化
毎月テキストと同封される「答えとてびき」には問題の回答はもちろん、
など、他の通信教材よりも「お子さんとの楽しいかかわり方」がたっぷり掲載されています。
ポピーがお子さんとの関わりを重視しているのは、ほめて、認めてくれるおうちの方の寄り添いがあることで「子どものやる気上昇スパイラル」が生まれるから。
楽しい勉強が続けば、家庭学習は習慣化されるようになります。
新しい学習指導要領が反映された2020年度使用開始の教科書には、保護者向けのコーナー(!)が設けられて、以下のような記載がされているものもあるんですよ。(2019.4.22朝日新聞記事より)
学校で学習したことをしっかり身に付け、自ら学ぶ態度を養うには、家庭での学習を習慣づけることも大切
他の通信教材で子どもにまかせっきりにしていたら、算数でつまづいていたことに後から気づいた、という経験が。
もっと寄り添って見てあげればよかったと反省しています…。
どんなにわかりやすいテキストでも、お子さんだけでは「楽しい勉強」までは到達できないんですね。
てびきには学校で習った方法と同じ方法で丁寧に解説されています。お子さんが理解できなくて、親がイライラ・習った内容と違う解説でお子さんが戸惑う…がありません。
そうは言っても「答えとてびき」を見ても問題の解き方や教え方がわからない…という時は、無料の電話相談もあり。専門の先生が答えてくれます。
学校生活や学力、子育て全般についての相談もできるんですよ。
ポピー1年生の料金はお手頃価格!大手通信教材と比較
その他のサービスに違いがあるので単純比較はできませんが、国語・算数・英語の3教科全てを教科書準拠で学べる進研ゼミ(=チャレンジ)と料金比較してみました。
ポピー・チャレンジ費用比較
通信教育 | 1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 |
---|---|---|---|---|---|---|
ポピー | 2,500 | 2,700 | 3,300 | 3,300 | 3,800 | 3,800 |
チャレンジ | 3,680 | 3,680 | 4,490 | 4,980 | 5,980 | 6,440 |
1年間での差額 | 5,760 | 11,760 | 14,280 | 20,160 | 26,160 | 31,680 |
※単位円・税込・毎月払い料金で比較、有料オプション教材含まず
「必要なものをカバーしていてお手頃価格」はやっぱり嬉しい。
差額分で観劇、美術館・博物館めぐりなど「本物に触れさせる」体験をさせてあげるのもいいですね。
≫親子で学べる!教科書に沿っていてテストで高得点を狙える!【月刊ポピー】。まずは無料おためし見本から!
小学ポピー1年生のデメリットは?
金額の差に影響している以下のポイントが、小学ポピーのデメリットとして言えるかもしれません。
- 添削がない
- 大がかりな教育おもちゃが付かない
- ポイントを貯めて交換するプレゼントの種類が少なめ
- 届く冊子がバラバラになりやすい
添削がない
他社の添削サービスでは、返却されるまで数日かかります。
その間に、問題に対する熱が冷めてしまうようで、間違っていても「ふーん」的な(汗)。
さらに「先生への一言」欄というのがあり、「何を書こう?やっぱり空欄じゃ悪いよね…」と悩んだり。
添削の先生からのメッセージは嬉しいけれど、それによる点数の変化は見られず…。それよりも「問題を解いてすぐに答え合わせ→間違っていたらすぐに見直し」のプロセスの方が大事だと感じています。
大がかりな教育おもちゃが付かない
上の子が他社の通信教材を選んだのは、おもちゃやイラスト・タブレットなどが、にぎやかで楽しそうに感じたから。
思い返してみると、何度も繰り返し遊んだ付録は1、2個のみ…。タブレット学習も効果を感じず、紙ベースに変更しました。
続けていく中での満足感はポピーが上だと感じています。
ポイントを貯めて交換するプレゼントの種類が少なめ
ポイントを貯めて交換するプレゼントの選択肢は少ないものの「自分の名前入り」という特別仕様にしてくれます。
届く冊子がバラバラになりやすい
複数教科が1冊にまとまっている他社教材に慣れているので、ポピーは「紙がバラバラで、いっぱい…」と感じました。
が、下の子の感想は「テキスト薄いね、問題簡単にできそう」とのこと。
たしかに!1冊にまとまったボリュームたっぷりの冊子は「大変そう…」と感じたり、該当の教科ページにたどり着くのが面倒だったりも。
教科ごとに分かれていることで、
- すぐ勉強を始められる
- ぺたっと開きやすく書き込みやすい
テキストと一緒に送られてくる表紙は、あらかじめ入っている線で折って、セロハンテープで固定→簡易フォルダーにできるような仕組みになっています。
小学ポピー1年生のテキストレビュー
こくご・さんすう【毎月お届け】
それでは実際にテキストを見ていきます。
まずは学校で習ってきたことを復習。
ゲームをしながら大事な感覚を学んだりも。
テキスト最後の方にはちゃんと学べているか確認できるページ。間違ってしまったら問題横についている【ターンマーク】を目安に、前に戻って学習します。
これはかなり便利ですよ!他社では「間違ったら解説をよく読んで理解…」というものがほとんど。しっかり1段前に戻って、つまづきを解消していくことが大事です。
最後は本物そっくりのテストで仕上げます。
テストは月によって枚数が変動します。
ひめくりドリル【毎月お届け】
こちらは授業の進行に関わらず、進めていけるドリルです。
1枚ぴりぴりと破って、おもて(算数)・うら(国語)が1日分。
よーく見てみるとワーク端に仕掛けがあったり。
絵のタッチや内容も毎日違うから「勉強」という感覚なく、楽しい遊びの延長でできる感じ。(思考力をのばすページもあり)
これならパパっとできるので「毎日決まった時間にワーク」の習慣づけにぴったりです。
ふしぎがいっぱい ぴかり!!【毎月お届け】
テーマに沿って様々な角度から情報を掲載。(奇数月は英語特集、偶数月は生活科特集)
その他にも、脳トレや体操、イラスト掲載などバリエーションに富んだ内容です。
こころの文庫【毎月お届け】
1年生が読みやすい文字サイズのひらがなと、それまでに習った漢字(読み仮名付き)+イラスト。
元京都大学総長であり、脳の運動神経研究における世界的権威である平澤興先生のご指導のもとに「家庭教育の確立」を目指し、昭和48年、全日本家庭教育研究所(全家研)を発足(現総裁は、遺伝子工学で世界をリードする研究者の一人、筑波大学名誉教授の村上和雄先生)。乳児から中学3年生までの家庭学習教材「月刊ポピー」を発刊しています。
新学社 会社案内より
小学ポピーは長年の学校教材制作のノウハウが活かされた、授業の復習がしやすい教材になっています。
小学ポピーの無料お試しレビュー「家庭学習の手引き」必見!
こちらは小学ポピーの無料お試しを申し込むと届けてもらえる一式です。
中でも「家庭学習のてびき」は必見。
家庭学習を身に付けるにはどんなことが大事か、これからの子育てのヒントなど参考になることが書かれていて、早速わが家でも実行しています。
以上、【小学1年生ポピーの口コミ】中学生ママが選びたかった!家庭学習を身に付ける実際の教材をレビュー…でした。
※記事作成のため、商品提供いただきました。(提供/新学社)