通信教育「小学ポピー」1年生向けテキストについて実際に体験した口コミをまとめています。
ついに小学1年生!塾に通わせるのはまだ早いけれど、机に向かう習慣がついて欲しいなぁ。通信教材のポピーはどうだろう?とお考えのママさんへ。
- ポピーの教材を実際に体験してみて
- 小学校生活、中学校生活の子どもたちの様子を見てみて

もし戻れるならポピーを選びたかった…。
中学生と小学校高学年の子を持つママとして、これが本音のところ(苦笑)。
なぜそう感じたのか、実際のテキスト内容を紹介しつつ解説していきます。わが家の口コミ評判が参考になれば幸いです。
- ゆくゆくは公立高校受験を検討している
- テストで100点を取らせてあげたい
- 家庭学習が身に付いて欲しい
- できれば月額費を抑えたい
- お子さんのために毎日10分程度の時間は確保できる
もし戻れるなら小学1年生~の家庭学習にポピーを選びたかった理由
「ポピーにしておきたかったなぁ」と強く思ったのは、小学ポピーが「家庭学習を身に付けるための親へのサポートも手厚い」から。

家庭学習を身に付けるのに親が必要?実はここがミソなんです。
家庭学習が身に付く=自ら学習する習慣が身に付くということ。
自立して学習していける力を小学生時代に培っておくと、いずれ迎える高校受験までもスムーズに乗り越えることができるし、大人になってからの解なき社会で活躍する力になります。(子どもたちが大人になる頃にはAIの進出によって、今ある仕事の大半がなくなると言われています)
他の通信教材と比べて特に注目すべきポイントはこの3つ。
- 小中学校の教材メーカーが教科書準拠で作っている
- 答えとてびきが驚くほど充実
- 続けやすい価格
45年以上の歴史とイード・アワード2017(通信教育の顧客満足度調査)にて、小学生の部総合最優秀賞を受賞した小学ポピー。
ポイントを順に説明していきますね。
【教科書準拠】理解しやすい、テストに強いから自信につながる

一足早く2020年版小学1年生ポピーを見せていただきました
毎月送られてくるテキストはお子さんが学校で使っている教科書に沿って作られた(=教科書準拠)テキストです。
単元配列や内容・レベル全て学校で使われている教科書に合わせてあります。それゆえ、学校の進め方に沿ってスムーズに復習できるのがメリット。「ここ、まだ習ってないよ」とはならないわけです(笑)。
さらに学校の教科書に「きざみ入れ」をしておけばポピーで復習するタイミングがすぐにわかり、見逃しません。
小学ポピー「きざみ入れ」のやり方
- ポピーが自宅に届いたら学校の教科書を用意
- ポピー目次ページを開いてポピー単元と該当教科書ページを確認
- 学校教科書単元終わりページに該当ポピーの「〇月〇ページ」と記入
- 学校で記入したページまで勉強したらポピーで復習をする

小学ポピー1年生算数テキスト:ページ数の横にある単元名もお使いの教科書と同じ文言

経験上、低学年であればあるほど「学校ではこう習った」ということに執着するものなので、学校で習ったものと同じということは、復習をスムーズに進める大事なポイントだと感じました。

大きさもそっくり!初めてテストの予行練習にもぴったり
小学ポピーを作成しているのは、小中学校の教材メーカー新学社。つまり小学ポピーは、ただ教科書準拠なだけではない、現場で使われている学校教材のプロがつくった通信教材というわけ。
学校のテストで「ポピーでやった問題と似てる問題だった!」という口コミが多いのは、教科書での頻出パターンを熟知しているからこそ。100点連発も狙えます。

もちろん数字が全てではないですが、高得点を取れれば誰でも嬉しいですよね。「勉強は楽しい!」を実感して、自己肯定感や有能感をはぐぐむことにつながります。
【答えとてびきが充実】10分よりそって家庭学習を習慣化
毎月テキストと同封される「答えとてびき」には問題の回答はもちろん、
- 今の時期お子さんにとって大事にするポイント
- 学校で習ってくる内容
- 習った内容を家庭で応用する方法
- 間違ったところの教え方
- 花まるのバージョン紹介
など、他の通信教材よりも「お子さんとの楽しいかかわり方」が充実して掲載されています。

小学ポピー1年生・算数「答えとてびき」の例
なぜここまで子どもとのかかわりを大事にしているかというと、小学校低学年が家庭学習を身に付けるには親のサポートが不可欠だから。
ほめて、認めてくれるおうちの方の寄り添いがあることで「子どものやる気上昇スパイラル」が生まれてきます。
逆に言うと、どんなにわかりやすいテキストでもお子さんだけでは「楽しい勉強」まで到達できないのです。
子どものやる気上昇スパイラル
- 分かるようになれば勉強が楽しい
- 楽しいから頑張る力がわいてくる
- おうちの人がほめてくれる
- ほめられればうれしくてやる気がでる
- やる気が出れば分かるようになる
- 1へ戻る
楽しい勉強が続けば、家庭学習は習慣化されるようになります。
新しい学習指導要領が反映された2020年度使用開始の教科書には、保護者向けのコーナー(!)が設けられて、以下のような記載がされているものもあるんですよ。(2019.4.22朝日新聞記事より)
学校で学習したことをしっかり身に付け、自ら学ぶ態度を養うには、家庭での学習を習慣づけることも大切
以前、他の通信教材で子どもにまかせっきりにしてしまったら、算数でつまづいていたことに後から気づいた、という経験が。もっと寄り添って見てあげればよかったと反省しています…。

ママの心配事も「答えとてびき」で解消

間違った問題があっても、てびきには学校で習った方法と同じ方法で丁寧に解説されているので、親がイライラしたりお子さんが怒ったり…がありません。自信を持って解説できます。

紙面や電話で教育相談学習相談サービスあり(無料)
そうは言っても「答えとてびき」を見ても問題の解き方や教え方がわからない…という時は、電話相談で聞くことも可能。専門の先生が答えてくれます。
学校生活や学力、子育て全般についての相談もできるんですよ。
ポピー1年生の料金はお手頃価格!大手通信教材と比較
その他のサービスに違いがあるので単純比較はできませんが、国語・算数・英語の3教科全てを教科書準拠で学べる進研ゼミ(=チャレンジ)と料金比較してみました。
ポピー・チャレンジ費用比較
通信教育 | 1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 |
---|---|---|---|---|---|---|
ポピー | 2,500 | 2,900 | 3,300 | 3,300 | 3,800 | 3,800 |
チャレンジ | 3,680 | 3,680 | 4,490 | 4,980 | 5,980 | 6,440 |
1年間での差額 | 5,760 | 9,360 | 14,280 | 20,160 | 26,160 | 31,680 |
※単位円・税込・毎月払い料金で比較、有料オプション教材含まず
- 1.2年生では年にして約1万円の差、6年生に至っては約4万円の差
「必要なものをカバーしていてお手頃価格」はやっぱり嬉しい。

差額分で観劇、美術館・博物館めぐりなど「本物に触れさせる」体験をさせてあげるのもいいですね。
小学ポピー1年生のデメリットは?
金額の差に影響している以下のポイントが、小学ポピーのデメリットとして言えるかもしれません。
- 添削がない
- 大がかりな教育おもちゃが付かない
- ポイントを貯めて交換するプレゼントの種類が少なめ
- 届く冊子がバラバラになりやすい
添削がない
上の子が利用している他社の添削サービスでは、提出してから返却されるまで少なくとも数日かかります。その間に問題に対する熱が冷めてしまうというか…間違っていても「ふーん」的な(汗)。
さらに「先生への一言」欄というのがあり、「何を書こう?やっぱり空欄じゃ悪いよね…」と悩んだり。

添削の先生に書いてもらったメッセージに喜びはするけれど、残念ながらそれによるモチベーションの変化はあまり見られません。それよりも「問題を解いてすぐに答え合わせをする→間違っていたらすぐに見直す」のプロセスの方が大事だと感じています。
大がかりな教育おもちゃが付かない
そもそも上の子が他社の通信教材を選んだのは、おもちゃやイラスト・タブレットなどにぎやかで楽しそうな雰囲気を感じたからだと思います。
実際続けてみると、ほぼ毎月送られてくるおもちゃの中で何度も繰り返し使ったものは1、2個のみ。(チャレンジのおもちゃはメルカリ等で出品されていることも。)
タブレット学習も効果を感じず、紙ベースに変更しました。
ポイントを貯めて交換するプレゼントの種類が少なめ

名前入りにしてくれるので特別感あり
ポイントを貯めて交換するプレゼントの選択肢は少ないものの「自分の名前入り」という特別仕様にしてくれます。
届く冊子がバラバラになりやすい
上の子の通信教材では複数教科が1冊にまとまっているスタイルなので、小学ポピーを広げてみたとき正直「紙がいっぱい…」と感じました。
子どもがポピーを手にすると「テキスト薄いね、問題簡単にできそう」と。
たしかに、ボリュームたっぷりの冊子だとそれだけで「大変そう…」と感じちゃうもの。1冊にまとまっていると該当の教科ページまでたどり着くまでが地味に面倒だったり。
国語はこのテキスト、算数はこのテキストだとすぐ勉強を始められるし、ぺたっと開きやすくワークに書き込みやすい点もメリットに感じました。

「答えとてびき」と「テスト」は到着したらご自宅のクリアファイルなどにまとめておくのがおすすめ
テキストと一緒に送られてくる表紙は、あらかじめ入っている線で折って、セロハンテープで固定→簡易フォルダーにできるような仕組みになっています。
小学ポピー1年生のテキストレビュー
こくご・さんすう

テキストはA4サイズ
それでは実際にテキストを見ていきます。
まずは学校で習ってきたことを復習。
ゲームをしながら大事な感覚を学んだりも。
テキスト最後の方にはちゃんと学べているか確認できるページ。間違ってしまったら問題横についている【ターンマーク】を目安に、前に戻って学習します。

これはかなり便利ですよ!他社では「間違ったら解説をよく読んで理解…」というものがほとんど。しっかり1段前に戻って、つまづきを解消していくことが大事です。

学校での本番前に是非トライして
最後は本物そっくりのテストで仕上げます。

読みやすいユニバーサルデザインフォント使用
テキストは毎月お届け、テストは月によって枚数が変動します。
ひめくりドリル

毎日1枚なので4月は30日分ありました
こちらは授業の進行に関わらず進めていけるドリルです。

ぴりぴり取り外すのも楽しい!
1枚ぴりぴりと破って、おもて(算数)・うら(国語)が1日分。
よーく見てみるとワーク端っこにしかけがしてあったり。
幼稚園時代にやったようなワークといった雰囲気で、絵のタッチや内容も毎日違うから「勉強」という感覚なく楽しい遊びの延長でできる感じ。(思考力をのばすページもあり)
これならパパっとできるので「毎日決まった時間にワーク」の習慣づけにぴったり。毎月お届け。
ふしぎがいっぱい ぴかり!!
こちらも毎月送られてくるお子さん向け情報誌です。毎月テーマに沿っていろんな角度から情報を掲載。(奇数月は英語特集、偶数月は生活科特集)

A4サイズ・30ページ程のボリューム
その他にも、脳トレや体操、イラスト掲載などバリエーションに富んだ内容です。毎月お届け。
こころの文庫
1年生が読みやすい文字サイズのひらがなと、それまでに習った漢字(読み仮名付き)+イラスト。文字多めの絵本といった感じかな。毎月お届け。
元京都大学総長であり、脳の運動神経研究における世界的権威である平澤興先生のご指導のもとに「家庭教育の確立」を目指し、昭和48年、全日本家庭教育研究所(全家研)を発足(現総裁は、遺伝子工学で世界をリードする研究者の一人、筑波大学名誉教授の村上和雄先生)。乳児から中学3年生までの家庭学習教材「月刊ポピー」を発刊しています。
新学社 会社案内より
小学ポピーは長年の学校教材制作のノウハウが活かされた、授業の復習がしやすい教材になっています。
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中でも「家庭学習のてびき」は必見。
家庭学習を身に付けるにはどんなことが大事か、これからの子育てのヒントなど参考になることが書かれていて、早速わが家でも実行しています。
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以上、【小学1年生ポピーの口コミ】中学生ママが選びたかった!家庭学習を身に付ける実際の教材をレビュー…でした。
※記事作成のため、商品提供いただきました。(提供/新学社)