1台6役の電気圧力鍋、プレッシャーキングプロを使ってみました。
すでにガス式の圧力鍋を持っているのですが、電気式ゆえの「タイマー設定OK」「セットしてしまえば火加減の調節不要」「そばで見張り必要なし」に魅力を感じて、「是非試してみたい!!」と思ったのがきっかけです。
実際に使ってみると、それ以上に便利な点も発見!
■圧力鍋が欲しいけれど、ガス式が電気式が迷っている…
■小さなお子さんや塾通いのお子さんの食事に時間をかけられない…
というママさんにおすすめの調理家電♪
具体的な使い方、使ってみた感想、付属説明書に載っているもの以外の実際に作ってみたレシピをまとめました。圧力鍋の良さを再発見!わが家でフル稼働中です!
\最新版も使ってみました!/
ほったらかしができるのが一番の魅力
すでにガス式圧力鍋(ビタクラフト)を持っていて、圧力鍋の便利さを知っている私。一時期は頻繁に利用していましたが、最近はめっきり出番が少なくなっていました。
なぜかといいますと…。
■お鍋自体が重い(取り出すこと・洗うのが億劫になってしまう)
■ガスの前に張り付いて火加減の調整をしなければならない
から。(どんだけめんどくさがり!?)
時間に余裕がないと、フライパンでちゃちゃっと作れる料理のほうが楽だったりします。
そんな私がプレッシャーキングプロを使ってみて「便利だわ~」と感じたのは、セットしてしまえばその場を離れられること。ここが1番の魅力に感じました。
ほったらかしでOK、ビーフシチューを作ってみました!
ビーフシチューを作ってみた!ほったらかしで煮込み料理完成
プレッシャーキングプロひとつで、炒め→加圧→煮込み→保温までOK。ほったらかしでホロホロのお肉に仕上がるのが嬉しい♪お肉を柔らかく!煮込み時間を短縮!は圧力鍋の十八番ですね。
プレッシャーキングプロで作った・ビーフシチューレシピ
【4、5人分】
・シチュー用肉:600g
・たまねぎ:1個(200g)
・にんじん:1/2本(100g)
・じゃがいも中2個:(200g)
・A/デミグラスソース:1缶(290g)
トマトケチャップ:大さじ1
赤ワイン:50ml
水:300ml
・塩:小さじ1
・こしょう:適量
・バター:15gレシピはデミグラス缶裏を参考に作成しました
1.圧力鍋にバターを溶かし、一口大に切って塩コショウをまぶしておいたお肉を焼いていきます。
しっかり焼き目も付きました♪プレッシャーキングプロには「下ごしらえ」ボタンがあり、蓋をしない状態で炒める作業も可能。ひとつのお鍋で完成できるのは嬉しいですね。
ただし、炒め時間は「3分」固定なんです。ここも時間調節できればいいのにな…。
【炒め時間を延長したいときは】一旦キャンセルボタンを押し、再び「下ごしらえ」ボタンをピッと押します。→再び3分加熱されます。
2.野菜は大き目にカット、順次炒めていきます。
3.全体に油がまわったら(A)をすべて投入→蓋を閉めて加圧15分(肉ボタンを押して加圧15分にセット)。
蓋を矢印マークに合わせてセット→上蓋をくるっと回すだけで蓋のセットは完了!
ガス式の圧力鍋を使っていた時、蓋を閉めてから圧力がかかるまで

蓋、シッカリ閉まっているかなぁ?圧力で爆発しない??
なんて不安がありましたが(実際にはそんなことないんですけどね・汗)、プレッシャーキングプロの蓋は、

スムーズに閉まった!不安感なしでストレスフリー♪
そもそもプレッシャーキングプロの加圧調理機能は、蓋が完全に閉まっているときのみに働く仕様。安心です。
肝心の圧力がかかっているかどうかは、『圧力表示ピン』が教えてくれます。

圧力がかかっているかどうかをお知らせしてくれる【圧力表示ピン】の見方
圧力表示ピンが蓋と同じ高さで平になっている状態は【圧力がかかっていない/もしくは圧力上昇中】のサイン。ぽんっ!と飛び出しているのが【加圧されている】サインです。
ここでまた気づいたのは

シューシュー音が静か!
ということ。
ガス式の圧力鍋は、圧力がかりはじめると「シューシュー」と結構な音がするんですよね。それがなかったので、初めて使ってみたときは

本当に圧力かかってる?
と心配になったほど(笑)。
5.設定の圧力時間経過後、圧力抜きも自動でやってくれます。なので圧力表示ピンが元の位置にもどるまで放置。ピンが下がったら、少し煮込みます。(保温・煮込みボタン)
そしてできたのがこちら↓
じゃがいもは男爵を使っていますが、煮崩れていません♪
ごろっと大きいまま、でもお箸でほろっとくずれるビーフシチューが簡単にできました!

材料をカットしたら、ちょっと炒めて全部入れ。蓋を閉めてボタン・ピッ!でやることなし。その間台所から離れられるから、子どもの宿題をみたり一緒にカードゲームをしたりもできました♪
夜ごはんを作っている最中に限って、「(宿題)この問題、どうやってやるの~?」とか、「ポケモンカード(最近めちゃはまってる→小3女子)やろう!」とかお誘いがあるんですよね…。
パスタを作ってみた!圧力鍋でパスタを作るコツ
プレッシャーキングプロのメニューボタンに、何やら圧力鍋では想像しづらい名前の表記が…。

「パスタ」のボタンが!圧力鍋でパスタってできるの!?
早速同封の取扱説明書を見るも、レシピが掲載されておらず。ん~どうやって作るんだろう??と思い、クックパッドレシピを検索してみました。
と、「生パスタのような食感に!」と!(『圧力鍋でパスタをゆでるとおいしい』は、圧力鍋ユーザーにはよく知られていることなのかしら?)これを見たら居ても立っても居られず、自宅にあったフライパンでパスタを作るレシピを応用して自己流に作ってみたら…
プレッシャーキングプロひとつで4人分のパスタができた!
うん、普通に鍋でゆでるよりもちもちしている…けど、
出来上がり後、ほぐしたけれど麺がくっついちゃっているところもあった(涙)。

圧力鍋でパスタは、所詮こんなもの…?
なんて、がっくりしてしまいましたがなにせ「自己流」でやったのが失敗の元。水分量が少なかったんだよね。もう一度しっかり検索してみると、圧力鍋でパスタをもちもちにゆでられるレシピを発見!
プレッシャーキングプロでもちもちパスタをゆでる!レシピ
1・圧力鍋でお湯(適量)をわかす
2・沸騰したら塩(適量)を入れ、パスタを投入
3・少しほぐしてから蓋を閉める
4・加圧2分(ゆでた後ソースと和えるだけの場合は3分)
5・2分経過後、急冷で圧力を抜きパスタを湯上げする■2人分(パスタ160g使用)■
時短レシピ 圧力鍋でパスタ!ゆで2分!! 出典:cookpad

里芋をふかしてみた!野菜だけなら蒸しプレートなしでもOK
次は、プレッシャーキングプロで里芋をふかしてみました。
以前家族体験した里芋堀、畑のそばで蒸してくれた里芋がおいしかった!そんな蒸かし里芋を手軽に食べられたらな~。
わが家の蒸かし器は、中華街で売っているような大型肉まん4人分が一気に蒸かせる大型蒸かし器。結婚当時、母が持たせてくれたものなんだけれど『里芋をちょっとだけ蒸かしたい』って時に、ひょいっと出すのは躊躇してしまうサイズなんです…。
専用プレートなしでも【蒸かし里芋】できました!
プレッシャーキングプロ・里芋の蒸かし方
まずは、里芋を水で良く洗います。

里芋7個ほど、1回で蒸かせました
1・圧力鍋に重ならないように並べ、かぶるくらいの水を入れる
2・加圧2分
3・用途によって自然に圧が抜けるのを待つか、急冷する里芋の皮むき下ごしらえ 圧力鍋で簡単20 出典:cookpad

メニュー終了後の表示
私の場合、蒸した後は再調理せずにそのまま食べたかったので(里芋の中まで柔らかくなるように)加圧終了後、自然に圧が抜けるまで放置しました。

塩だけでおいしい!
皮は手で簡単につるんっと剥けて、ほくほく!おいしかったですよ~。
加圧後、急冷(蒸気口を解放させて、強制的に鍋内の圧力を抜くこと)する方法で煮物の下ごしらえにも。ヌルヌル滑る皮むきから開放されます!
このように野菜だけを蒸かすなら、専用の蒸しプレートはなくてもできました。『ごはんを炊きながら温野菜も作る!』という時短方法を試したいなら、足の長い専用の専用の蒸しプレートが活躍します。
本格中華粥を作ってみた!タイマー利用で朝粥もOK
ガス式圧力鍋ではできない魅力のひとつに「タイマー調理」があります。朝ごはんに本格中華粥、一度やってみたかったんですよね~。
材料をセットして…
タイマーをセット
完成~!
今回はお試しで「10分後に完成」するようタイマーでセットしてみました。通常は10分後~24時間後までタイマーセットができます(10分単位)。
タイマー調理の注意傷みやすい食材を使う場合や、室温が高い場合は腐敗の原因になるので長時間のタイマー設定は避けましょう。朝に中華粥~なら、乾燥ホタテやサクラエビを使うことをお勧めします。
プレッシャーキングプロで作ってみた・本格中華粥レシピ
材料 (4人分)
・米:2合
・水:2㍑
・手羽元:8本
・生姜:1かけ
・塩:小さじ1
・醤油:60cc
・みりん:70cc圧力鍋でとろーり中華粥 出典:cookpad
わが家も4人家族なので、上記のレシピで作ってみましたが量が多く水が全量入りませんでした(涙)。なので、完成後にお湯500ccを追加。想像以上に大量なお粥ができたので、4人家族でレシピの半量がちょうどいいかもしれません。
白米を炊いてみた!ややもっちり&べちゃっとならない
プレッシャーキングプロでは白米も炊けるんですよね。
白米を炊いたことがなかったのですが、このブログに質問してくださった方がいらっしゃったので、トライしてみました!
プレッシャーキングプロで炊けるのは2合~5合まで。
計量カップではかってから、付属のなべではない別容器でお米を洗います。(なべの傷つき防止のため)
1合あたり190ml(=190g)の水を加えます。(お好みによって要調整)
圧力切り替えバルブが閉まっていることを確認して…
コンセントに差し込んだら、「お米」ボタンをピッ!
余熱+加圧+減圧全てで約40分程度で炊きあがりました!(白米・4合)
「お米」ボタンをおすと加圧時間は12分にセット済みですが、お好みで1~20分の間、1分単位で変更できます。
加圧時間を変えることで「柔らかめ」「硬め」が調節できるイメージですね。
今回初めてだったので時間変更はせず、デフォルトの加圧時間12分でチャレンジ。
炊きあがりはべちゃっとせず、圧力鍋独特の【もちっと】した食感でした♪
40分で炊きあがりは、一般的な炊飯器と同じくらいの時間。
- 圧力鍋独特のもちっとした食感がセットするだけで楽しめる
- 1台でその他の料理にも使える
ここがとっても魅力的!と感じました(玄米やお赤飯なども炊けます!)
プレッシャーキングプロのレシピ本が登場!
前述したレシピは個人的に探してきてチャレンジしてみたもの。
圧力鍋初心者の時は「簡単そうなのはわかったけれど、どんなレシピがいいんだろう?」って悩んじゃいますよね。私もそうでした。
そんな時にとっても便利な【プレッシャーキングプロ用レシピ本】がショップジャパンにて販売開始されました!
おかずから豆・パスタ、デザートまで100種(!)のレシピを写真と共に掲載されています。
プレッシャーキングプロは、パーツのとりはずしが簡単、軽いなべだから手入れも楽
イギリスで大ヒットのプレッシャーキングプロは、ショップジャパンにて購入可能です。
段ボールを持ち上げてみると意外と軽い。重量は約3.6kg。

軽いと思ったら!うちの猫(小さめ)と同じ重さ!

プレッシャーキングプロ・基本セット
基本セットには上記写真のものが全て付属します。
初めて使い始める前に保護シートを取り除くことをお忘れなく。
各パーツが簡単に取り外しできるので…

内蓋の外し方

パッキンの外し方

圧力切り替えバルブの外し方
初めての使用前には、柔らかいスポンジなどに台所用の中性洗剤を使って洗い、乾かしておきます。また、調理使用後も同様に取り外して手入れをします。
電気圧力鍋の魅力は、手入れのし易さにもあるなぁと感じました。
ガス式圧力鍋はずっしりと重い(2kg~3kgほど)んですよね。調理後そのお鍋をゴシゴシ洗うのも一苦労。

プレッシャーキングプロのなべ部分は、ほんっとに軽い!&焦げ付き防止加工がしてあってつるっとしているから、洗いも簡単に済んで便利でした。

ガス式圧力鍋と大きさ比較
わが家のガス式圧力鍋と大きさを比較してみました。両方とも4人家族にちょうどいい量が調理可能。
大きいけれど、安全性とほったらかし可能・手入れのしやすさから、わが家ではプレッシャーキングプロが活躍中です。
以上、電気圧力鍋プレッシャーキングプロを使ってみた!実際に作ったレシピ・ガス式圧力鍋との違い…でした。
※記事作成の為、商品を提供頂きました。(提供/ショップジャパン)