気温が下がると、自然とにゃんこの毛もふわふわ冬支度を始めます。とはいえ夏に来ないひざの上に来てみたり、朝日のあたる場所で日向ぼっこをしたりと、にゃんこなりに体を温めている様子。
7月から飼い始めた人生初のにゃんこ。初めての冬を迎えるとき「これでいいのかな?」とドキドキしていたことを覚えています。そんなこんなで今年は4回目の冬。わが家でのにゃんこ用冬支度は、こんな感じ。参考になれば幸いです。
なにはともあれ「暖かいベッド」を用意する
なんといってもにゃんこは「寝る子」ですから、ベッドを暖かくしてあげましょう。ベッドの中でも囲われるかたちをしている「ドーム型」は、冷たい空気をシャットアウトしつつ、中の温まった空気を逃しづらいので冬用のベッドとして最適です。
猫ちゃんの冬ベッドに最適!2019年ドーム型ランキングを調べてみたよ。
ベッド冬支度には…毛布と段ボール、アルミシートを追加
わが家では季節を問わず、ルミナスラック(キャットタワー代わり)最上段にドーム型猫ハウスを置いています。
賃貸物件向け、半自作・人間もウレシイ!おすすめの万能キャットタワー
春夏はそのまま、冬に近づいてくると
- ハウス内に段ボール+もこもこの毛布を入れる
- さらに寒くなってきたら、ハウスの外側に薄手のアルミシートを巻き付ける
という手段で、2段階に暖かくなるようにしています。
振り返ってみると、わが家の猫ハウス冬支度ってこんなもんだった~!(2017年現在、4歳の猫用)
一番寒い時期は常にエアコンの暖房機能をつけっぱなしの状態(わが家は神奈川県ですが、角部屋最上階、窓いっぱいの部屋なので冬はめっきり冷えます(*_*;)なので、これで十分なのかもしれません。
どこが一番暖かい?ベッドの置き場所を再確認
暑い時期も寒い時期も、日中はここに寝たり夜はここに寝たり…猫ってその時、その時に合わせて一番心地よい場所で寝ていますよね。4年間のにゃんこの様子(完全室内飼い)を見ていると、それぞれの季節・時間帯で「お気に入りの場所」があることに気付きました。
- 気温
- 日当たり
- 風
- 人通り
この4つが「お気に入りの場所」を決定づけるキーワード。
わが家のにゃんこには、お気に入りのベッドが2つあります。1つは先述のドーム型ハウス、そしてもう1つはベッド兼キャリーバッグ型のもの。キャリー型ベッドを気に入って使っていた時期に、ちょっと置き場所をかえただけですっかり入ってくれなくなったことがありました。
「この場所が気に入らないのかな?」と、元の場所に戻してみても入らない。「もう飽きちゃったのかな?」と何も考えず他の場所に置いておいたら…。「あれ?入ってる!!」
猫が自分から入るキャリー!?「コロルおでかけネコベッド」の秘密。
なんとなくキャリー型ベッドを置いた場所は、床から「高く」て「日が入る」、「人通りのない」「暖かい」場所でした。
お部屋を見渡してみて
- 日光が当たる暖かいところ
- 適度に高さのあるところ
- 人の出入りが頻繁ではなく静かなところ
こんな場所にベッドもしくはバスタオルなど、ふわふわしているものを置いてあげると喜んでくれますよ。
夜にゃんこが眠るのは、猫ハウスかパパ、ママの布団の中もしくは布団の上(ここ最近は、もっぱら私の布団で腕枕)。一度「ここはあったかくて・安全」と思うと、繰り返し同じ場所で寝るみたい。
去年はパパの布団の中、さらに足の間に寝ていました(他のねこちゃんでも、なぜかこの場所が好きな子は多い)。その年によってくるブーム。今年はどこで寝るのかな??
もっと暖かくしてあげたい?電気には気を付けて!
若い猫(特に1歳前後)は特に好奇心旺盛。走り回ったり、コードを噛んでみたり。「安全」を第一に暖かくしてあげるには…
- 電気を使わない
- 湯たんぽ
- ペット用に設計された暖房器具
の順におすすめします!
1.電気を使わない
- もこもこ猫ベッドに、さらに毛布をかける
- ダウンジャケットやダウンひざ掛けを利用して猫ベッドを作る
- こたつに自由に出入りできるようにする(スイッチ入れない)
- (保温性が高い)発砲スチロール箱に毛布を敷いて猫ベッドにする
といった手段があります。
2.湯たんぽ
- ペットボトルにお湯を入れる
- タオルを巻く
- 猫ハウスに投入
レンジでチンしてぽっかぽか ドットブラウン ドギーマン 犬 猫 省電力 湯たんぽ |
ペット専用のカイロです。電子レンジであたためてから、(500w・600wなら5分間)専用カバーに入れて使用します。電子レンジであたためるだけの手軽さと、長時間保温される性能で人気の商品。
3.ペット用に設計された暖房器具
ニューユカペット (暖房 マット) S ¥6,706円(税込)
遠赤ヒーター付サイドテーブル ¥38,448円(税込)
やけどに注意
とっても便利な暖房器具ですが、使用には注意が必要です。「低温やけど」の危険性が潜んでいるからです。
ペットヒーターに直接あたっている部分の毛が薄くなってきたら、
低温やけどを疑ってみる必要があります。ペットヒーターを使う際に気をつけることは、
「低温面」と「高温面」がある場合には基本的に「低温面」を使う。
上にタオルを載せるなどして、直接ヒーターの上に乗らないようにするなどです。
上からちょっと触ってみて暖かいと感じなくても、
下に熱源があるとじわじわと暖かくなってくるものです。
少し厚めなくらいにタオルを敷いてあげましょう。
ワンちゃん猫ちゃんが嫌がらなければその上からタオルケットなどをかけてあげれば
防寒対策はばっちりです。あずみの動物病院ブログ
全く問題ない方も大勢いらっしゃいますが、石油ストーブにガードをつけていても
- しっぽをやけど
- 遊んでいる時に夢中になってしまい、肉球をやけど
してしまう子もいるそうです。気をつけたいですね。