デアゴスティーニ『キャシーといっしょにハワイアンキルト』シリーズ創刊号~第3号までを、モニターさせていただきました。
ハワイアンキルトは以前キットを購入して独学でチャレンジしてみるも、細かいところが上手くいかず断念した経験があります。
デアゴスティーニ『キャシーといっしょにハワイアンキルト』を実際に制作してみると、ちょうど聞きたいポイントにキャシーさんがそばで話しかけてくれるような解説で、つまずくことなくすいすい完成しました。
- 【初心者対象】超基本的なことも丁寧に説明してくれる
- 【サポート動画】針の進め方は動画の方がわかりやすいことも
- 【作業目安時間の表記】忙しいママでも作りやすい
実際に作ってみたレビューを写真多めで、さらに気になるデアゴスティーニの仕組みも紹介します。
まるで自宅がキルト教室になったみたい♪初心者でも「楽しい!」と感じられるキットでした。
デアゴスティーニ『キャシーといっしょにハワイアンキルト』の口コミ初心者が体験してみてよかったポイント
ハワイアンキルト初心者が「キットを購入して独学で制作する」よりも、わかりやすかったポイントをまとめした。
デアゴスティーニ『キャシーといっしょにハワイアンキルト』のメリット①【初心者対象】超基本的なことも丁寧に説明してくれる
しつけ糸の取り出し方から、後始末までの説明があって「こんなところまで解説してくれるんだ!」と感心しました。
母が手芸好きなのでしつけ糸の存在は知っていましたが、ずぼらな私は娘たちの入園・入学グッズ制作も待ち針で留めたまま、ミシンでダダダーっと縫ってしまうタイプ(汗)。
アップリケをキレイに仕上げるには、しつけ糸での作業が必要。どこをどんなふうに縫えばいいのかもわかりました。
さらに付属する型紙にも工夫が…
「型紙のカットは線の内側で」とか、鉛筆の芯が入るような隙間も考慮されており、きれいに型を取ることができましたよ。
デアゴスティーニ『キャシーといっしょにハワイアンキルト』のメリット②【サポート動画】針の進め方は動画の方がわかりやすいことも
言葉での説明を数回読むより、動画で作業を見てしまった方がわかりやすい場面もありました。
動画が用意されているところは、とにかく一度見てみるとわかりやすい!
マガジンの途中に出てくるQRコードは、作り方の基本テクニックや、コツとなる部分を解説した動画へのアクセスポイント。
キャシーさんの語りとともに、手元が大きく映し出されます。まるで先生の手元を横から眺めているような感覚でした!
実際に通うキルト教室では、何度も先生に聞くのって躊躇してしまいそうですよね。動画だから、見たいだけ繰り返し見られるのがいいなぁと感じました(笑)
手芸好きの下の子(小学校4年生)も一緒にチャレンジ!
アップリケ部分はさすがに難しかったみたい。アップリケのまわりにほどこすハワイアンキルト独特の作業「エコーキルト」を担当してもらいました。
デアゴスティーニ『キャシーといっしょにハワイアンキルト』のメリット③【作業目安時間の表記】忙しいママでも作りやすい
各見出しページに作業の流れ、目安時間、休憩ポイントが書かれているんですよ。
ちなみに創刊号の作業目安はこんな感じ↓
スタート
▼…1時間
休憩ポイント①
▼…1.5時間
休憩ポイント②
▼…30分
終了
まずは、型紙を使って布の切り出し+しつけまでで休憩ポイント①。
アップリケをすませて休憩ポイント②。
キルトライン(糸の針目で模様をつけていくラインのこと)を描いたところで創刊号小物編の作業は終了、といった感じ。
初心者レベル(娘の入園準備バッグは、ほぼ直線縫い+ミシン利用)の手芸力で、目安時間通りにできあがりました。
「午前中の内にここまで」とか、「30分程度なら寝る前に少しやろうかな」なんていう風に、作業時間確保の目安にぴったり!
ちくちく楽しいからついついもう少し、もう少し…となってしまうけれど、切りのいいタイミングに「休憩ポイント」を設定してくれているのが面白い。無理しすぎると疲れちゃいますからね。
ハイビスカスのピンクッション裏面は、キャシーマムの生地。(キャシーさん監修のファブリックコレクション。『キルト向きの生地で扱いやすい』と人気)
そんなこんなで、創刊号+2号ではじめてのハワイアンキルト小物「ハイビスカスのピンクッション」が完成しました!
こんな風に、数号に分けてひとつの小物を完成させていきます。
途中から購入する場合は、作りたいものが最新号から購入して完成するかチェックしてみる必要があります。(場合によってはバックナンバーを申し込む必要もあり)
デアゴスティーニ『キャシーといっしょにハワイアンキルト』を実際に作ってみて難しかったこと
布端を折り込みながらまつっていくのが難しかった
「はじめからうまい人なんていませんよ!」「最初はうまくいかないかもしれませんが、大丈夫、どんどん上手になりますよ。」こんな言葉でフォローしてくれるキャシーさん。
まずはきれいなカーブになるように折り込んで、少しずつまつっていくのがポイントのよう。ハワイアンキルトをするには避けては通れない道。
何事も【上手い人のやり方を見て真似をする】が上達のコツですよね。動画を何回も見て真似てみたら成功しました。
動画でイメージしつつ、言葉で理解する。こんな使い方ができます。
付属のはり穴が小さめ
デアゴスティーニハワイアンキルトキットの創刊号には、キルト針と縫い針が付属します。
きれいなキルトを縫い上げるには専用のキルト針が必要なんですね。短くて細いキルト針は厚い生地を縫うのにぴったり。使い慣れた縫い針よりも細くて、びっくりしました。
もともと小さめのキルト針のはり穴。付属のキルト針はり穴は、さらに小さめのようで糸通しに苦労しました…。キルト針は別に用意してもいいかも。
デアゴスティーニ『キャシーといっしょにハワイアンキルト』ではどんなものが作れる?
簡単な小物からインテリアグッズ、ポーチ・バッグなど日常で楽しめる「暮らしの雑貨」と、
- ピースワークのコースター
- ピースワークの箸ケース
- モンステラのポシェット
- ハイビスカスのミニトート
- ステンドグラスキルトの2WAYパース
- パッチワークのメガネケース
- ホヌのミニポーチ
- パイナップルのトラベルケース
- パイナップルのネームタグ
- サングラスのマルチケース
- ビーチサンダルのポーチ
- クリスマスのミニタペストリー
- ブドウのステンドグラスキルトのミニタペストリー
- エンジェルストランペットのミニクッションカバー
- タヒチアンキルトのティッシュBOXカバー
大作!ベッドカバーにもなる、憧れのインテリアカバーを平行して作っていきます。
2017年にはキルト生活45周年、キルト関係の本を65冊手掛けられたキャシーさんだからこその、わかりやすいコツが満載のキットです。
キャシー中島
ハワイ生まれ、横浜育ち。タレントとして活躍する一方で、キルト作家として創作や指導にあたっている。静岡県御殿場市のキルトミュージアムをはじめ、国内でキルトスタジオを6店舗運営。ハワイアンキルト、アメリカンキルトを中心とした色彩豊かな作品は、本場アメリカでも高い評価を受けており、キルトコンテストでも数々の受賞歴がある。
デアゴスティーニ『キャシーといっしょにハワイアンキルト』インテリアカバーのパターンを作ってみた口コミ
全長202cmの大作!ハワイアンインテリアカバー1つめのモチーフを作りました。
土台となる生地にアイロンで記をつけて、アップリケの生地も折りたたんだまま切り出します。まるで折り紙のような手法で作るんですね。
全く初めての経験でしたが、ここにもきれいに作るコツがあったので、わりときれいにできたんじゃないかなと感じています(笑)。
アップリケ+キルトラインを引いた段階で作業終了。こんな風に、少しずつピースを準備していき、20枚のピースができたところで、それぞれをつないで一枚のキルトに仕立てます。
なので、それぞれのピースは【このまま平らな状態で保管しておく】とのこと。
1辺が30cmあるわりと大き目のピース。どうやって保管すればいいのかなぁ?
デアゴスティーニサイト内にある、ハワイアンキルトを作っている同士の方のコミュニティで見事に解決しました!
考えることは同じ?早速こんな質問が。
タロリーフのモチーフを作りましたがこのモチーフは平らな状態で保存すると書いてました。クリアファイルには収まらず、さて、このモチーフをどうやって保存しようかと考えております。
皆さんは、どのように保存されてますか?ハワイアンキルトコミュニティ モチーフの保存について
この質問に対する回答は…
ダイソーで300円(だったと思います)で売ってるA3のプラケースはモチーフがぴったり収まります。
製作中用と保管用に2個も買っちゃいました^^
とのこと!これは助かる情報ですね。こんな風に、キットを制作していて思うちょっとした疑問や、一緒に楽しもう!なんていうメッセージがあって楽しめる場になっています。
キットの型紙を使って違う作品を作っている方もいらっしゃって、「そういう楽しみ方もあるのか!」と気づかされました。
デアゴスティーニ『キャシーといっしょにハワイアンキルト』ピースワークを作ってみた口コミ
第3号は、キャシーマムプリント(黄色)から好きなお花部分をカットして、つなぎ合わせるピースワーク。簡単だけど、心躍るプリント生地で楽しい作品ができあがります。
今回は自分でサイズを計って布を裁ちました。
ハワイアンキルトというとアップリケとキルティング…というイメージでしたが、普通のお裁縫も上手になれそう!そんな期待が持てた号でした。
デアゴスティーニ『キャシーといっしょにハワイアンキルト』の購入方法・総額でいくらになる?
デアゴスティーニ『キャシーといっしょにハワイアンキルト』は、隔週火曜日発売、1冊定価1,518円(創刊号は508円)で書店にて発売中です。
ちなみに、都内でのキルト教室は初回2,500円、2回目以降1,500円とか、6回で21,360円(1回3,560円)ぐらいの料金体系。もちろん、両者とも材料費が別途必要になります。
さらに第5号、第6号で制作するホヌのミニポーチと同程度サイズのキットは、楽天で2,780円+送料640円⇒3,420円でした。
デアゴスティーニなら、材料費込みで1か月約3,000円!
その他のキットやキルト教室よりお手頃価格で、好きな時間・自宅でキルト教室並みの体験ができます。
ちなみに、「キャシーといっしょにハワイアンキルト」は全80号で完結の予定。となると総額は…1号1,518×80=121,440円となります。
デアゴスティーニは自宅までお届けの定期購読あり
巻数が進んでくると店頭販売がなくなり、取り寄せ扱いになることが多いです。続けるなら定期購読できますよ。直送定期購読には4つの特典が付きます。
- 送料無料
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定期購読にすると2号分まとめて(奇数号に発売日前後に)お届けされます。
詳しくは公式サイトにてご確認ください。▶隔週刊 キャシーといっしょに ハワイアンキルト
デアゴスティーニマガジンを収める専用バインダーも販売中
ちなみに、1冊は薄めのマガジン。全巻揃えるとなると厚みが出てきます。専用バインダー(20号分を1冊にまとめられる)は、1冊1,353円(定期購読とあわせての注文で送料無料に)。
定期購読を迷っていて、数号購入しているうちにマガジンがいっぱいになっちゃった。ぴったりサイズのフォルダーはあるかな?と後から探す方が結構いらっしゃるみたい。
インテリアカバーを完成させるぞ!と決意したならフォルダーも併せてどうぞ。
デアゴスティーニの定期購読は途中解約できる?
定期購読の解約は、お電話にて可能です。
電話番号:0120-300-851(フリーダイヤル)
営業時間:10:00~18:00(年末年始を除く)
キルト制作中は、ちくちく無心になる時間。脳にドクドク血がめぐっているのを感じつつ(笑)どんどん完成していく達成感!「楽しかった~」という時間を是非♪
以上、デアゴスティーニ「キャシーといっしょにハワイアンキルト」を作ってみた!自宅でキルト教室体験が楽しめるでした。