わんちゃんの足回りのトラブルに多い「指間炎」。文字通り肉球間の炎症を指します。
診察を受けた動物病院で先生からひと言、「ネコちゃんの指間炎は珍しいね」ですって!そ、そうなの?
手(前足)をいつもよりなめている・プルプルさせることが多い
いわゆる「夜の運動会」をしないうちのにゃんこですが、先々週あたりめずらしくドタバタする日が2.3日続きました。
その翌朝何度も手(正しくは前足?)をプルプルっとさせたり、手のひらをなめたり。
「ドタバタしていて、手を痛めたかな」なんて思っていました。
何の気なしに、ひざで眠るにゃんこの手のひらをみてみると…
「ん?く、くろいっ!!」
こころなしか、少し赤っぽい肉球とゆびの間のあたりが黒っぽい。「けがをして、出た血が固まった色」のように感じました。
あまりにも普段と違う様子に驚いて、急いで動物病院へ!
診断結果は「皮膚炎」(指間炎)
こちらとしては外傷と思っていたので、驚きました。
「血の塊?!」と思っていたものは、細菌がかたまったコロニーとのこと!猫のあご下にできやすい「あごにきび」の「黒いぽつぽつ」と同じだそう。
毛がちゃいろっぽく変色しているのは、猫自身がなめた後、細菌と反応しての色なんですって!
治療法
炎症・かゆみ止め、抗真菌が複合された軟膏を処方されました。≫同様の市販薬
一日一回薄く添付し、1週間後様子をみせることになりました。
再びエリザベスカラー
塗り薬の舐めとり防止・患部の保護のため、再びエリザベスカラー生活に。
せっかく良くなってきても、にゃんこのザラザラな舌で舐めることで再び悪化することもあるそう。しっかり治るまでエリザベスカラーは必須です。
完治するまでの期間
わが家の場合は、肉球間の違和感に気づいてから約2日後に受診し、2週間後には「通常生活でよし」との診断結果となりました。
その後、しばらくたって同じような症状も現れましたが、処方された軟膏を塗ってすぐに治癒。以来再発はしていません。
足の裏の毛カット+変化がないかのチェックが重要だと実感しています。
治療費
2回の通院で、合計3780円なり。
まとめ
普段から身体のあちこちに異常がないか、チェックすることが大事なんだなぁと改めて感じました。痛みを隠すねこちゃんだから、スキンシップのついでに変化がないか見てあげましょう♪