【完治した!】猫カビ(皮膚糸状菌症)症状発生から人への感染、治療法まで写真で具体的に解説

この記事は約9分で読めます。

真剣に悩んだ、猫と人に関わる病気「猫カビ」についてまとめています。

猫の脱毛、人への感染、痒みからくる途方感…(涙)。それが今では完治し、以後再発していません!

今、猫カビかも?と不安なあなたへ…この記事を読めばあなたがこれからどうしていけばいいかわかるように、具体的にまとめました。

「猫カビ」とは、多くの猫が感染する一般的な皮膚病のひとつです。気を落とさず、じっくり治していきましょう!

※一般的に「猫カビ」と呼ばれる症状は、「リングワーム」「真菌症」「皮膚糸状菌症」と呼ばれる症状と同義と考えていいです。

photo credit: Kettukusu via photopin cc

猫カビが人間にうつった症状例【画像あり】

猫カビ リングワーム 人感染

猫カビが人間にうつったときの症状例

上の写真は、家族内でも一番症状がひどかった私の例です。「こんな場所、カに刺された記憶ないけど… 」と思っていたら、患部があれよあれよと「リング」状に!

自覚症状としては、赤みを伴う腫れ、強い痒みが特徴的でした。

リングワーム(環状紅斑)
円の中心部に病変が発症、中心部より順次治癒していくとともに病変は円が広がる形で大きくなっていきます。
参考:ペットからうつる感染症

猫カビは人間にもうつる「人獣共通感染症」のひとつ

猫標識60photo credit: funadium via photopincc

人獣共通感染症(じんじゅうきょうつうかんせんしょう)とは、厚生労働省で「動物由来感染症」ズーノーシス(zoonosis)とも呼んでいるもの。動物から人間へうつる病気です。

猫カビはまさに「人獣共通感染症」のひとつ。発症するまで全く知らず、家族全員に感染してしまいました…。

わが家の猫カビが人間に感染した例

・下の子の肩あたり:直径2cm程の赤い輪っか痕
・私の右手首:輪っか状の赤み+痒み
・上の子の鼻先とパパの指:ぽつりと出現

1番に現れたのは下の子の肩です。

気づいた頃は輪っか状に赤くなっているだけで、本人はかゆみなしとのこと。ただし今まで経験したことのない形状だったので心配になり、皮膚科を受診しました。

病院での診断は…「輪っか状をしていると、まずカビを疑います」とのこと。

カビっ!?

赤くなっている部分をほんの少し採取し、培養してみるとのこと。数日後に出された結果は「陰性」(=カビは見られない)でした。

「じゃあ何だったんだろう…?」とモヤモヤしていたさなか、私の手首に赤い発疹が!!

患部はかゆいし、どんどんリングが大きくなっていくし目の前が真っ暗になりました…。

再度病院を受診。

患部の組織を採取し、先生が顕微鏡でのぞいてみるとすぐに【猫カビから感染したもの】という診断に。

下の子の感染部分は軽傷で、自己治癒した状態だったので「陰性」と診断されたのかもしれません。

猫カビがうつりやすい人

・皮膚の弱い赤ちゃん、高齢者
・感染猫との接触が多い場合は健康な成人でも

人間にうつってしまったときの対処法

「原因の猫を処置しないとまた人にうつるかも」と脅されつつ(汗)実行したのは以下の3点です。

  1. 患部:外用の抗真菌軟膏
    市販の抗真菌薬(人間用)
  2. 猫と触れた後:しっかり手洗い、殺菌
    真菌対策成分含有の殺菌液体石鹸
  3. 猫の行動範囲を徹底的に掃除
    なかなか治らないとき見直してみて!場所別猫カビ対策用除菌・掃除方法

塗り薬を塗っていると次第に痒みが引き、赤みもひいていくのがわかりました。

感染を早期発見できた上の子とパパは、ほとんど痒みを感じなかったそう。抗真菌軟膏をすぐに塗ったので、すんなりと治りました。

広がったリング状痕は時間の経過と共に全く分からなくなるまで消えました!
猫カビにゃんこには、完治するまでケージに入っていてもらうという手もあり。
ちょっと可哀そうに感じるけれど、人(多頭飼いなら他のにゃんこへも)への感染予防・掃除の簡略にも役立ちます。

猫カビ【にゃんこ編】

具体的な症状

猫カビ 症状

頭のてっぺん剃りました…

「複数個所・円形状にはげる」というのが代表的な症状例です。ただし、猫が脱毛するのは「猫カビ」だけでなく他の要因の場合もあり。

「猫カビ」かどうかの判断は…

猫自身が掻かなくてもはげが広がってしまうか、がポイント。

・小さく円形状のはげ
・皮膚の赤み
・フケ
なども見られれるなら、猫カビの可能性が高いです。

はげる場所としては、にゃんこの顔や手足の先、しっぽの先っぽに発症することが多いそう。

わが家の場合は、頭頂部・耳の上・脚の内側・しっぽの先と計4か所、ほぼ同時期にはげました。

最初は、「なんだろ?白いかさかさしたものがついているなぁ。」ぐらいの状態。それが気づいたら!「えぇ??あっちもこっちもはげてる~!!」という感じ…。

糸状菌症の場合、罹患しているワンちゃん、ネコちゃんがほとんど気にしていない・痒がらないことも多いです。

最近頻度よく診る糸状菌症のお話 動物病院 京都

わが家にゃんこの場合も、そこまで痒そうにはしていませんでした。

猫カビになりやすい子の特徴

子猫・老猫・病気中で体力が弱まっている子、猫エイズなどで免疫が弱まっている子が、かかりやすいです。

また、毛や皮膚に付いた糸状菌に接触することで感染するので、毛が長い長毛種(ペルシャ猫など)は、かかりやすいともされています。

基本的には犬猫の皮膚真菌感染は免疫の未熟なこどもの頃か、何らかの免疫が落ちるような基礎疾患を同時に併発している場合が多いです。

猫の皮膚真菌症 パル動物病院

わが家のにゃんこが発症したのは、5カ月齢の頃でシェルターから引き取って約1か月後にあたります。免疫の未熟な月齢+環境の変化でのストレスが影響したようです。

感染源は?

主に猫カビを発症している、もしくは発症はしていないけれど原因菌である糸状菌を持っている猫から接触感染します。

具体的なタイミングとしては、こんな場面。

・新しい子をお迎えした
・動物病院、ペットショップ、キャットショーなどで他の猫と接触した

さらには…

・土の中、小屋、用具などが菌に汚染されていた
・飼い主である私たちがどこからか触れて持ってきてしまう(猫カフェ、野良猫)

ということも。

つまり、完全室内飼いであっても猫カビ感染の可能性は0ではないのです。

飼い主さんは帰宅したらすぐに手洗いをするよう心がける、靴裏を清潔に保つ(にゃんこが玄関まで来てしまう場合)など飼育環境下を清潔にしつつ、にゃんこの状態を常にチェックしましょう。

治療法

わが家では患部を毛刈り(薬の効果を高めるため)して抗真菌軟膏を塗るという治療法を続け、完治しました!

病院でのいきさつは、こんな順序でした。

  1. 皮膚病一般向けの塗り薬をぬって様子見
  2. 変化なし
  3. 飼い主にリングワーム感染発覚
  4. 再度猫検査→真菌が原因と判明
  5. 抗真菌軟膏を処方してもらう

初診の段階で血液検査を始めとする様々な検査で原因を探ることもできましたが、当時にゃんこはシェルターからわが家へ移り住んで1ヵ月。

まだまだ環境に慣れるのに精いっぱいな中、ストレスを増やしたくないと思ったので「まずは一般的な薬が効くかどうか試してみる」という方法を選びました。

その後、同居人の人間がリングワームに感染したという状況+猫の毛を採取しての検査によって、猫の皮膚病は真菌によるものと断定。

真菌対応の処置へと変更、という流れになりました。

猫カビ 治療方法 薬

その他病院での真菌治療には、複数の選択肢があります。(参考まで)

  • 薬剤による沐浴(わが家の場合患部が頭丁部にあり目に入る恐れがある為、断念)
  • 飲み薬(わが家の場合、子猫の為見送り)

猫のエリザベスカラー選び方とおすすめ

治療方法が固まったところで意外と困ったのが、猫に抗真菌軟膏を塗るタイミング。

獣医さんのオススメは、「塗ってすぐにごはんにする」や「遊んで気を紛らわす」というものだったけど…あまり芳しくなく、いやがったり、舐めとろうとしてしまったり。

「カラーを付けて、ぐっすり眠り込んだ時に塗る」というのが一番よかったです。

また、軟膏や患部自体をなめないようにエリザベスカラーが必須です。

猫飼い初心者だった当時、病院で購入したエリザベスカラーはこんなタイプでした。

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固いプラスチック製・大人でも使える大きめサイズ

このタイプが不便なところ

・家具にぶつかると「カツン!カツン!」と衝撃がある
・ちょうどいい長さにカットするのが難しい

長すぎるとカラーをつけたままではごはんが食べられないし、短すぎると患部を舐められてしまいます。

結局、カラーは長めにしておいてごはんの時だけ外す→食べ終わったらすぐに取り付けていました。これが、めちゃめちゃ不便…。

▼新しいエリザベスカラーを購入しました。


ソフトタイプエリザベス

・柔らか素材で家具にあたっても衝撃がこない
・軽いからにゃんこへの負担が少ない
・最初から長さがぴったり
・面テープでカンタンに装着できる

結果、寝る時もごはんを食べる時もスムーズにいくようになり、買い替えてあげてよかったなと思っています。

ただし…いつもないものがつくので、動きはおとなしくなります(苦笑)

エリザベスカラーをつけている間は、にゃんこ自身でグルーミングができないので、ときおり濡れタオルで拭いてあげていました。

カビから猫をまもる掃除

人間にも症状が出るというのは、菌が多く存在するから。とにかくにゃんこ回りの環境をキレイにするのが、猫カビ完治の早道です。

猫カビついに完治!毛が生え揃うまでの期間は?

ハゲてきておかしいと気づいてから毛がはえそろって病院の検査でもOKが出るまで、約4カ月程かかりました。

『皮膚病は治るまで時間がかかるもの』とあらかじめ言われていたし、猫自体が成長して免疫力がアップすると、パッと治ることがあるとのこと。こればっかりは個体差がありそうです。

\免疫力アップの為に、良質なフード/サプリを与えるという選択肢もあり/

アガリクスNo.1メーカー 東栄新薬のキングアガリクス100ペット用

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猫カビ完治までにかかった治療費はいくら?

ペット保険に加入していなかったわが家での治療費は、39,900円でした。

加入していた場合、保険対象となる治療費の割合は50%のもの~100%のものまでも!生後30日以上から加入できるものがほとんどです。


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いつか必ず治ります!根気強く対処していきましょう!!

コメント

  1. しみずまいこ より:

    はじめまして。
    私は5月なら皮膚病の子猫を保護しました。動物病院に行ったらカビでした。人にも移るから、症状が出たら皮膚科へ行き、皮膚病の猫の世話をしていると言ってくださいと動物病院の医師に言われていました。
    数日後私にも腕に移ったようで、猛烈にかゆく、ネットで見た写真と同じだったので、皮膚科へ行き、言われた通り告げました。皮膚をとって顕微鏡で見てもらったらやはり猫のが移ったとのことでした。
    抗生物質1日1回飲み、後は塗り薬でした。
    薬を飲み忘れると強烈な痒みがきて、飲むとピタッと止まりました。
    薬が無くなる頃は治っていて、2ヶ月経った今は跡形もないです。

    皮膚科で猫のことを話して受診されるのが1番良いと思います。安心です。

  2. ムー より:

    はじめまして
    保護子猫ちゃんの里親になり家にきてから真菌症状がでてきて、自分も赤い斑点が、調べて真菌だと察知しましたが、このサイトを見てとても気持ちが落ち着きました
    いつか治る!ということだけでも安心です
    私は人の方の病院にまだいってないですが、手の甲にできたのは治ってきてる感じでほかの部分もお湯に触れた時以外はかゆみはないです
    子猫ですが先日真菌薬飲ませて今日病院いったら肝臓の数値が悪くなってしまってるとのことで、塗り薬をもらいました
    とにかくひとりで悶々と悩んでたので本当に気持ちが助けられました
    感謝を伝えたくてコメントしました
    ありがとうございました☆

  3. ネコネコ より:

    こんにちは。
    らくらく家財便業者の1人がすっごい足の臭いと、水虫で、
    私も猫も感染して、かなり悲しんでいる日々にこのサイトを見つけました。

    ダイソンで胞子が噴射、カーテンと壁も恐ろしいことになっていたんだと思います。
    無知ほど恐ろしいものはなく、心が折れそうで、あんな日雇い業者を家に入れた後悔で猫にごめんねって涙が出ます。
    このサイトを見つけて、心の支えになりました。関西ですが、人間の皮膚科の医師には、10件ほど行き、知識が少なく、スリッパも共有するほどのとこもありました(殺菌なんてなしです)
    動物病院の医師が知識が高く、治療法をこのサイトと同じように言ってくださりました。
    また、人間の皮膚科検査で出ない医院まで。真菌は寄生虫ですからばれないように寄生するんでしょうかね。
    掃除しやすいように広いマンションから、ワンルームへ越しました。
    ルンバやダイソンは捨てました。
    キャットタワーと爪とぎをどういう風にしたらいいんでしょうか?ご意見いただけると嬉しいです。長文すいませんでした。

  4. かしらもかしらも より:

    初めまして。赤い発疹ができたとのこと、心配ですね…。
    私も、最初は「蚊にさされたかな?」程度のもので、小さいものでした。
    それが、あれよあれよという間にリング状になったという感じです。
    「リング状」っていうのが真菌の影響と先生方は判断するそうです。
    (中心にいた真菌が皮膚の栄養をとっていき、外側外側に進行するから、とのこと)
    私の腕にできたものはかゆくてかゆくて…っていう症状でしたが、
    娘の肩にみつけたものはそれほど赤みもなく、本人もかゆがっている感じはありませんでした。
    私の腕にできたものは、気付いた当初2.3ミリの発疹
    →かゆみが出始めリング状に(直径2.3センチ)
    →病院にて診察、薬を塗り始めかゆみがひいてくる
    →リング状に盛り上がっていた部分がたいらになるが、赤みはあり。
    →赤みが引くが全体的にうすピンク色(もとの肌色にもどるか、少し心配でした)
    →約1年半たった今確認してみると、跡形もなく治っています!

    ねこちゃん、真菌の検査を受けましたか?
    はげてたねこちゃん+濃密な接触(我が家では平日よく接触する二人がまず発症したので)+リング状→真菌の影響
    と、思えてしまいますが…。
    一日でも早く治りますように。

  5. ヤマダ マキコ より:

    こちらのページに辿り着いて、まず、人間に感染した時の
    症状を聞きたくてメールしました。
    我が家で、昨年秋頃に怪我をしている野良猫を拾い
    飼っているのですが、今年になり身体のあちこちを
    ひたすら舐めそこがハゲてきました。
    動物病院では、真菌ではなくストレスと言われ、
    薬でハゲている所も毛が生えてきました。
    しかし、そのネコと寝るようになったら、
    私の身体に最初は赤い発疹が出て、それが次第に
    大きくなりリング状になっています。
    先週、病院でカビの塗り薬をもらったのですが、
    増える一方です。
    これは、真菌なんでしょうか…

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