愛猫を守る!ウールサッキング対策まとめ&検証したよ。

2018年6月27日ウールサッキング

どうやらうちのにゃんこちゃん、ウールサッキング(=ウール吸い・不適当な採食習慣)の気があるよう。人間が困るだけじゃなくって、ねこちゃんにとっても重大な事故につながる可能性があるので注意が必要です。

対策として挙げられているいくつかの方法を実際に試して、効果を見てみます!

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うちのにゃんこ的ウールサッキング具合

まずは、どれほどの程度かご紹介を。

4か月齢から飼育し始めの和ねこ。1頭飼い。普段は、だれかしら家にいるので、お留守番時間は少ないほう。甘えん坊の性格で人見知りせず、人好き。

1歳頃から(あまりはっきり覚えていないけど)ふわふわして小さめのぬいぐるみを噛むように。紐状のものも好きで噛んでしまう。それに気づいてから、ぬいぐるみ・ひもは完全ににゃんこにはとられないよう収納。

毛布や洋服のふわふわは、噛んだことがなかった。が、ここ数日毛布を噛んでいるところを発見!これはまずい!!と急きょ対策をすることにしました。

ウールサッキングの何が怖い?

ウールサッキングによって大量に繊維を食べて胃から腸に流れ出ないと、嘔吐を繰り返し。体力を失ったり、内視鏡や胃切開しての摘出も必要です。また、腸の途中に止まって、食欲不振や嘔吐が続き開腹手術も必要となり、手遅れのために、腹膜炎や死に至ることまで起こります。

犬家猫館.com

主に、肌ざわりがやわらかな布・毛布に吸い付いたり、噛みつく行為をウールサッキングと呼びます。その子の程度によって、噛みつく対象は段ボールだったり、プラスチックだったりとさまざまなようです。

吸い付く程度なら「かわいらしい♪」と思ってしまいますが、かみ切って飲み込んでしまうレベルだと、何かしら対策が必要になってきますね。

異物による小腸閉塞の具体例

  • 若く元気のある子が急激に激しいおう吐を繰り返す(一日に20回程度も!)、しかも普段から異物を飲み込む癖のある子。異物による腸閉塞の典型例とのこと。
  • 飲んでいないような大量の水をおう吐し続ける→夜間緊急でも見てもらうべきレベル
  • 短毛種だったが、自身の毛玉が詰まりかけた→バリウム(検査)で流れ出た。 a/d缶を強制給仕し、腸が動き出し流れ出た。

ウールサッキングや誤飲・誤食は飼い主である私たちの対処次第で、防げることがほとんど。少しでも安全にすごせてもらえるよう、がんばっていきましょう!

対策例

  1. 対象物をにゃんこから遠ざける
  2. たくさん遊ぶ
  3. 対象物から人の汗をとる
  4. 対象物ににゃんこの嫌がるにおいをつける
  5. 対象物をかむと、いやなことが起こると覚えさせる
  6. 転がすとエサの出るおもちゃを利用する
  7. 高繊維フードに切り替える
  8. 薬を処方してもらう
  9. にゃんこをケージに入れる

調べてみて、新たに購入しなくても試せる順でリストアップしてみました。順次見ていきましょう。

対象物を隠す

これ、間違いないです。だって、なかったら噛めないもんね。ぬいぐるみを噛み始めた当初、すぐにこの対策をしました。効果てきめんでしたが、噛む対象が毛布に移った段階で、ちょっと隠すのは無理となりました。
噛みつく対象が毛布だけなら、 毛布カバー を付けるというのも有効でしょう。

たくさん遊ぶ

これもかしらも家では効果あり!でした。以前、ぬいぐるみを噛んでいた時期も決まって遊び足りていない時に物色していた形跡がありました。

遊びたがっているサイン

子ネコたちは、兄弟ネコの背後から突然、飛びついてかみつきます。それが「遊ぼうよ」のサインなのです。かみつかれた子ネコが「なにすんだよっ!」と反撃するのが、「OK、遊ぼう」のサインです。つまり、飼い主の手にかみつくのは「遊ぼうよ」なのです。「やめなさいっ!」と叱るのは、ネコにとって「OK」のサイン。

ネコ好きが気になる50の疑問 加藤由子

遊びたがっているサインを逃さずに遊びに誘うと、アグレッシブに遊んでくれます。遊びたがっている時にたっぷり遊んであげた夜は、ぐっすり眠って悪さしていないようです。

対象物から人の汗をとる

羊毛の根元に付着している油分(ウールオイル)を生成したものをラノリンと呼び、このラノリンに反応してウールサッキングが引き起こされているといわれています。

また一部の猫は人間の腋からでる汗の匂いに反応し、飼い主が着ていたシャツなどを好んで噛んだり、シャツの上で寝たりします。腋の汗の匂いがラノリンに似ているからと考えられています。

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最近の対象は毛布。毎日使っているものですから、当然人間の匂いも付いているはず。この情報を知って、早速丸洗いしました!洗剤の匂いもねこが嫌がる匂いのひとつ、とのこと。

にゃんこが嫌がるにおいをつける

猫が嫌いな匂いとしてよく知られているのが、柑橘系の匂いではないでしょうか。アロマオイルもありますが、濃度が濃いのがにゃんこにはよろしくないです。ゆずがありましたので、さっそく試してみました。

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ゆず香り成分はゆず皮の中のプツプツにあるといわれていますので、皮部分を取って…

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かしらも家にゃんこが噛みつきたくなっちゃう(というか、実際に噛み切ったことがある( ゚Д゚))ぬいぐるみに皮をつぶしながらこすりつけました。それをわざと嗅がせてみると!

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あきらかにいやそうな表情!これは効き目ありだ~!と。心の中でガッツポーズをしました。

が、数時間後にはかぷっとくわえていました。(*_*;ゆずなど柑橘類の匂いで効き目はあるけれど、時間経過と共に薄れていってしまうというところでしょうか。残念。

そこで、市販されている犬猫用のしつけスプレーを調べてみると、やっぱり「乾くと効果が薄れる」「根気よくスプレーして効果があった」などの意見あり。一度塗れば効き目あり!とかそんな夢のようなものはない。ということかもしれませんね。

ということは、

  • レモンやミカンなどの絞り汁を水で薄めたもの+お酢を水で薄めたものをスプレー容器に入れ吹き付けてみる

繰り返すことも有効かもしれません。コードや机をかんでしまう子には、市販のジェルタイプがよさそうです。

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2016.2.4追記:またもや、かしらも家にゃんこがふわふわ毛布に噛みつこうとしているのを発見!さっそく上記の「ねこが嫌がるスプレー」を作成しました!噛みつこうとしているその瞬間!「ぷしゅっぷしゅっぷしゅーっ!」とスプレーしたら、飛んで逃げていきました。さらに、すこしたってから同じ場所に戻ってきても、少し匂いをかいでぷいっと行ってしまいました。

このスプレーかしらも家では有効でしたよ。

噛むといやなことが起こると覚えさせる

かしらも家では特定の音楽がなる=ごはんが食べられるを覚えてもらって、朝のごはん催促噛みを克服しました。「音楽:ごはん」がリンクできたということは、「噛む:嫌なことが起きる」もできそう。

ここで重要なのが「いやなこと」をどんなことに設定するか。「大きな音」「水スプレー」「からしを塗っておいて、あえて噛ませる」あたりが有効とのこと。以前台所に入って困った時、「大きな音」「水スプレー」はかしらも家であまり有効でなかったので、「からしを塗っておいて、あえて噛ませる」を最終手段として試す予定。

転がすとエサがでてくるおもちゃ

口さみしいのと、気分をまぎらわすのに有効とのこと。頼りすぎて肥満にならないように注意が必要ですね。エサを複数回に分けて、しかも隠しておいて見つけさせるというスリリングさもいいとか。

高繊維フードに切り替える

そもそも繊維が好きなのであれば、高繊維フードのロイヤルカナン 療法食 プリスクリプション療法食を食べさせればいいのでは、という治療法。医学書にも記載があるようです。

かしらも調べによりますと、残念ながら効果は低めのようですが「全く効果なし」ではないので、フードを切り替えて治るならこれ以上に簡単な方法はないっ!「お試し」でやって効果を見てみてもいいですね。

また、高繊維フード(ドライタイプの場合)は、その他のフードより噛み応えがあり、それが対象にゃんこの満足につながっているという意見もあり。ならば、けりぐるみで、にゃんこの「噛みたい!」という気持ちを満足させてあげられるかもしれませんね。

まとめ

最終手段としてお薬の処方・ケージでの飼育があると思います。ウールサッキングの症状を緩和させるのはなかなかむずかしいというのが一般論のようですが、なんらかの形でお互いがいい状態に落ち着くといいですね。

かしらも家では今のところ、対処例1~4あたりでだいぶ落ち着いたように感じます。これからけりぐるみやパペットを利用してもう少し遊ぶ時間を充実させていくつもりです!

2018年6月27日ウールサッキング

Posted by かしらも