ねこを飼い始めて少ししてから、早朝、まだ寝ている家族に噛みついて起こすようになりました(涙)。
- 噛まれたくないから、噛まれるより早くごはんをあげる
- ますますにゃんこの朝ごはん時間が、早くなる
- 熟睡できない…
こんな悪循環を断ち切る方法を、お伝えします。
photo credit: Mister.Tee via photopin cc
「音楽が鳴る」=「ごはん時間」を覚えてもらった
「パブロフの犬」実験をご存じでしょうか。
犬に、ベルを鳴らしてからごはんを与えるを繰り返していくうちに、ごはんが目の前になくともベルの音を聞いただけで、よだれを垂らすようになったという「条件反射」を確かめた実験でした。
早速わが家でも、ごはんと音楽の関連づけをしてみることにしました。
- タイマーで、ごはん時間に音楽が鳴るようにセット
- 音楽が鳴ってから、ごはんの用意をする
朝だけでなく、夜のにゃんこごはんタイムにも同様に、音楽が鳴ったらごはんの用意を繰り返しました。
最初の2,3日は、にゃんこもよく理解していないようで、かみかみ攻撃されましたが布団をかぶって無視!
結果、1週間ほどですっかりカミカミ攻撃はなくなりました!
わが家の場合、噛みつかれるのは、ごはん担当の私&早起きの下の子のみ。音楽=ごはんを覚えたことで、カミカミ攻撃が収まったということは…「どちらかが、ごはんをくれる」と、わかっての行動だったんですね。
メリット
- ケージも自動給餌機も購入する必要なし。
デメリット
- ねこちゃんが理解してくれるまで、しばらくカミカミ攻撃に耐えなければならない。
朝のカミカミ攻撃防止、その他の方法2つ
朝ごはん催促のカミカミ攻撃をやめさせるには、その他にこんな方法もあります。
夜はケージに入ってもらう
メリット
- 絶対に噛まれることはない。
- 非常時対策になる。(避難先でケージ生活になった場合、ストレスが少ない)
- 留守番のときもケージに入っていてもらえば、誤飲・誤食の恐れがない。
デメリット
- ねこちゃんと一緒に寝ることができない。
- ケージの場所が必要。
- 慣れるまでケージから「出してー」の鳴き声が鳴りやまないかも。(ねこちゃんが「夜はここで寝るんだ」と理解してくれるまでの辛抱。)
☆5点満点中、4.3の高得点!(Amazon内、口コミ総数71件、2016年11月3日現在)ウッド調でインテリアにもなじみ、にゃんこ大好きハンモックつきな点が好評。全成長期猫対応。
自動給餌機を利用する
一人暮らしの方だったり、朝ゆっくり寝ていたい~という方には、自動給餌機も便利です。
メリット
- セットしておけば自動で計量・給餌してくれるので、朝ゆっくり寝ていられる。
- 旅行の際、自動給餌機に慣れていると安心。
注意
- 給餌機を清潔に保って、セットすることを忘れないように。
録音機能もあるので、音声+自動給餌の組み合わせも可能。
猫は、関連づけが得意
にゃんこはハンターですから、観察するのが得意。「こうすると、こうなる」という関係性を見ているんですね~。
さっきまで近くにいなかったのに、フードの入っている容器を開けたとたんどこからともなくやってきた!という経験はありませんか?それって、容器を開ける音=ごはんという関係性を理解している証拠です。
音楽(わが家ではスティービー・ワンダーの曲♪)と、ごはんの関連付けができたうちのにゃんこ、タイマーで音楽が鳴ると、それはそれは狂喜乱舞します!
猫飼い当初、雑誌「ねこのきもち」で猫の性質や、しつけについて勉強しました。飼い主さんの勉強にもなるし、にゃんこへのおもちゃも人気なんですよ!
まとめ
「音楽=ごはん」を覚えてもらってからは、朝ごはん催促の為に噛みつかれるということがなくなりました。ただ、寝ている私の上をあえて乗っかる。やっぱり「早くごはんを食べたい」気持ちはしっかりアピールしているようです。