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HUAWEI FreeBuds 5レビュー デザインだけじゃない!開放感とノイズキャンセリングが魅力

4.5
HUAWEI FreeBuds 5レビュー デザインだけじゃない!開放感とノイズキャンセリングが魅力
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※記事作成のため、商品提供いただきました。(提供:HUAWEI)

HUAWEIの上位クラスワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 5」を家事や通勤中に使ってみました。

  • 斬新で革新的なデザイン性
  • そっと寄り添ってくれる優しいフィット感
  • クリアな音&別空間にワープしたかのようなノイズキャンセリング機能

HUAWEIのインナーイヤー型がなせる外音と音声のバランスの良さに驚かれること間違いなしです。

実際に使ってみて感じたメリット・デメリットをお伝えします。

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【製品スペック一覧表】 FreeBuds 5と FreeBuds 4の特徴を比較

前モデル「HUAWEI FreeBuds 4」とスペックを比較しつつ、特徴を見てみましょう。

HUAWEI FreeBuds 5のパッケージ
製品画像と
商品名

NEW FreeBuds 5

FreeBuds 4
発売日2023年5月2021年7月
価格21,800円19,980円
タイプインナーイヤー型 インナーイヤー型
ノイズキャンセリング・
通話ノイズキャンセリング
ありあり
マイクありあり
最大音楽再生時間
(NC使用時)
※充電ケース併用
5 時間(3.5 時間)
30 時間
4 時間(2.5時間)
※22 時間
充電時間
※急速充電
40 分
5 分で2 時間使用可能
1 時間
※15 分で2.5 時間使用可能
ドライバー11mmムービングコイル14.3mmムービングコイル
接続方式Bluetooth 5.2Bluetooth 5.2
対応コーデックLDAC、AAC、SBC、L2HC2.0、LC3SBC、AAC
カラーセラミックホワイト、
シルバーフロスト、
コーラルオレンジ
セラミックホワイト、
シルバーフロスト
サイズ
(幅×奥行き×高さ:単位mm)
■イヤホン 17.6×32.4×22.8 ■充電ケース 50.1×66.6×27.3■イヤホン 16.8×41.4×18.5 ■充電ケース 58×21.2
重さ
(イヤホン1個/充電ケース)
5.4g / 43g 4.1g /38g
防塵・防水対応
※イヤホン単体のみ
IP54IPX4
価格は税込み、2023年12月19日現在

「HUAWEI FreeBuds 5」は、耳を完全にふさがないインナーイヤー型ワイヤレスイヤホンです。

HUAWEI FreeBuds 5には、USB Type-c充電ケーブルとクイックガイド、保証書、イヤーチップ、ワイヤレスイヤホン1組に充電ボックスが同梱されます。
HUAWEI FreeBuds 5同梱品

外耳の圧迫感は軽減しつつも、高性能ノイズキャンセリング搭載・ハイレゾ オーディオ再生 (LDAC)対応で臨場感がある音の広がりを楽しめます。

外部の音が遮断できるカナル型に比べ、自然に周囲の音が入る構造だから屋外で安全に配慮しながら使いたい方家族と同居している方の家事中にもおすすめ。

複数のジェスチャー操作やマルチペアリング対応で、シームレスな操作性。

超急速充電と最長30時間再生可能なロングバッテリーでストレスフリーに使えます。

HUAWEIの上位モデルイヤホンにふさわしい機能と操作性

2023年10月17日に新色「コーラルオレンジ」が登場しました。

上品なきらめきと元気さを感じるカラーです。

HUAWEI FreeBuds 5を使ってみた感想・実機レビュー

流線的で宇宙的なデザインが生み出す快適な着け心地

HUAWEI FreeBuds 5フロストシルバーのイヤホンを乗せた手
アクセサリーのような輝き

他では見たことのないこの流線的なデザインは「水滴など自然から着想を得た」とのこと。

重厚感のある見た目に反して、手にしてみるととっても軽いです。(片耳5.4g)

HUAWEI FreeBuds 5のワイヤレスイヤホンが充電ケースに入っている様子を上部から見たもの
イヤホンのくびれに指をかけやすい

装着してみると「あれ?ちゃんとついてる?」と感じるほど、外耳に圧力を感じない開放感ある着け心地

HUAWEI FreeBuds 5シルバーを装着した女性
耳にぴたりと馴染む人間工学に基づいたデザイン

普段はカナル型のHUAWEI FreeBuds 5iを愛用しているので、より軽さを感じたのかも。

HUAWEI FreeBuds 5のセミインイヤー型と一般的なカナル型のワイヤレスイヤホンの形状比較
左:HUAWEI FreeBuds 5i

気になっていたイヤホン下のぽってり部分は嫌な感じなく、そっと寄り添う感じ。

このデザインは見た目の美しさだけでなく、多様な耳にしっかりフィットするよう30万以上のビックデータと1万以上の耳型でテストした上で完成したのだとか。

確かに軽いながらもフィット感があり、使用中一度も落ちることはありませんでした。

もしもフィット感が足りない場合は、付属のイヤーチップで調整することもできます。

HUAWEI FreeBuds 5に同梱されるイヤーチップは4つです。
付属のイヤーチップ

イヤーチップにはサイズや左右の指定はなく、スピーカー部分を塞がないよう調整しつつ装着します。

HUAWEI FreeBuds 5に同梱されるイヤーパッドを装着した状態のワイヤレスイヤホン
薄くてややマットなシリコン製のような質感

カナル型の HUAWEI FreeBuds 5i ではイヤーパッドが自身の外耳に合っているかチェックできるアプリ機能がありますが、HUAWEI FreeBuds 5 にはありませんでした。

もともと外耳とのスペースが開いているインナーイヤー型だから、ということなんでしょうね。

実際に着けてみてフィット感を確認しましょう。

HUAWEI FreeBuds 5セラミックホワイトの充電ケースとイヤホン
セラミックホワイト
HUAWEI FreeBuds 5ホワイトを装着した女性
カラーが違うと雰囲気も変わりますね
2023年10月17日新色コーラルオレンジ登場
▼イヤホンの取り出しもスムーズです

インナーイヤー型×ノイズキャンセリングが魅力

外耳との間に空間があるインナーイヤー型でありながら、ノイズキャンセリング機能を搭載しています。

HUAWEI FreeBuds 5のワイヤレスイヤホンにある3か所のスピーカー
イヤホン周囲にある3つのマイクでノイズを低減

外音が全く遮断されるというわけではありませんが、周りの気になる騒々しさが取れ、自分の聞きたい音に集中できました。

これは周囲の雑音だけでなく外耳内のノイズまで検知して、装着状態に合わせて最適なノイズキャンセリングを施してくれているんだそう。すごい機能ですよね。

HUAWEI FreeBuds 5はノイズキャンセリングが自動(ダイナミック)と比較的静かなところで使えるくつろぎ、うるさい場所で使う標準の3タイプがあります。
AI Life画面

HUAWEIの専用アプリ「AI Life」から、ノイズキャンセリングのモード選択ができます。

  • ダイナミック(=自動)
  • くつろぎ(=ノイズ小の場所)
  • 標準(=ノイズ大の場所)

正直「ダイナミック」は自動切り替えが便利な反面、急に替わる違和感もやや感じました。「標準」にしておけばいいかな?

不要なノイズを低減しつつ、こちらの音声は増幅する「通話ノイズキャンセリング機能」も搭載されており、車道沿いの道からかけても聞き返されることなくスムーズに通話できました。

左右どちらかのイヤホンをダブルタップで「電話に応答/終了」

好みの音を楽しめるカスタムサウンド対応

HUAWEI FreeBuds 5では自分の好みに音を調整できます。

AI Lifeアプリを使えば、デフォルト/低音強調/高音強調/音声の4つから、または10段階のイコライザーをカスタムして自分好みの音で聞くことができます。

ポップ音楽を聴くことが多いので「音声」強調が圧倒的に聞きやすく感じましたが、ラップなどを聴きたいといは「低音強調」で、など。音楽の楽しみ方が広がりました。

ハイレゾオーディックワイヤレス認証取得した高音質なサウンド

IP54の防塵・耐水性能

「HUAWEI FreeBuds 5」はIP54 の防塵耐水性能準拠です。

IP54
防塵:完全に侵入を防止することはできないが電子機器の動きには問題なし
耐水:あらゆる方向からの水の飛沫を受けても機器に影響が出ない

なので、装着しながらのトレーニングで汗をかいたり不意に雨が降ってきても大丈夫です。

※ただし、充電ケースには防水機能はないので注意しましょう。

AI Lifeアプリ連携でより細かな設定も

HUAWEI FreeBuds 5の充電ボックス側面。向かって右サイドにペアリングボタンがあります。

スマホとのペアリングは、充電ケースを開けた状態でケース右側にあるペアリングボタンを数秒長押し。充電ケース前面のインジケーターが点滅するのを確認します。

その後はスマホの指示に従ってタップしていけばペアリング完了。特に難しい点はありません。

HUAWEI FreeBuds 5は専用アプリAI Lifeからより詳細の設定をすることができます。
AI Lifeアプリから詳細設定できる

スマホとのペアリングだけでもワイヤレスイヤホンとして使うことはできますが、専用アプリAI Lifeを使えばより便利な設定ができます。(iOS、Androidどちらにも対応)

AI Lifeアプリでできる機能の例として、イヤホンの検索があります。

AI Lifeアプリ内でできる設定項目は以下のとおり。

  • ジェスチャーの機能割り当て
  • 装着検出
  • 低オーディオ遅延
  • 音質と効果
  • HD通話

例えば、イヤホンの表面を触って操作する「ジェスチャー」は…

AI Lifeアプリで左右のワイヤレスイヤホンに任意のジェスチャーを割り当てることができます。
ジェスチャーのチュートリアムも用意されている

ダブルタップ」に割り当てできる機能が一番多く、「再生/一時停止」、「次の曲」、「前の曲」「音声アシスタントを起動」「なし」から選べます。

長押し」や「スワイプ」にはそれぞれ「ノイズキャンセリングを有効化/無効化」「なし」もしくは「音量を調節」「なし」のいずれかの割り当てが可能。

AI Lifeアプリでは便利な装着検出やゲーム時に活躍する低オーディオ遅延なども設定できます。

「イヤホンなくしたかも!?」という時に音声で場所を教えてくれる「イヤホンの検索」機能や、イヤホンを取り外すと自動で音声が一時停止→再度着用で自動再生される「装着検出」機能といった便利な機能も備わっています。

HUAWEI FreeBuds 5は2台まで異なるデバイスとペアリング設定できます。
「接続センター」はAndroidのみ対応

スマホやタブレットなど複数のデバイスへの接続にも対応。(2台まで)

一度ペアリングしてしまえば再ペアリングの必要なく、アプリ上から接続先を替えたり、優先的に接続するデバイスを設定しておくこともできます。

タブレットで動画視聴中にスマホに電話がかかってきても、ダブルタップでスムーズに受けることができます。

約30時間の長時間バッテリー!ワイヤレス充電にも対応

ワイヤレスイヤホン単体での音楽再生時間は5時間(ノイズキャンセリング機能オン:3.5 時間)

充電ケースを併用すれば、30 時間。ノイズリダクションオンでも20 時間の再生が可能です。

1日に1~2時間使うという方なら、ノイズリダクション機能を使っても1週間以上コンセントからの充電が不要という計算に!

HUAWEI FreeBuds 5はワイヤレス充電や充電ボックス下部にある差し込み口からType-Cケーブルで充電することができます。
HUAWEIのロゴ下には、バッテリー残量を示すインジケーター

ケースを開くと、緑(たっぷりある)→オレンジ→赤(充電切れ)の順に充電残量をお知らせしてくれます。

充電ケースはQi 認定ワイヤレス充電ベースからのワイヤレス充電にも対応。

充電ケースとワイヤレス充電器の中心を合わせ、インジケーターライトが点灯するまで位置を調整します。

ただし、空のケースからの有線充電が 40 分のところ、ワイヤレス充電では6倍の240 分かかります。

HUAWEI FreeBuds 5の充電ケースは指紋が付きにくい表面です。
ややマットで指紋が付きにくいケース

ワイヤレス充電は「夜寝ている間」など時間に余裕のある時に使う…と思っておくとよさそうですね。

かなり大音量で聞くと音漏れします

HUAWEI FreeBuds 5セラミックホワイトの充電ケースを開けたところ

ノイズキャンセリング機能もしっかり効くので、騒がしい電車内でもそこまでボリュームを上げる必要はありませんでした。

マックス音声の3分の1程でも十分しっかり聞こえます。

確認のため音量を上げてみるとマックス音声の8割ほどで、すぐ隣にいる人からは音漏れが確認できるとわかりました。

大音量は耳にもよくないので、適度な音量で楽しめば音漏れを気にしなくても大丈夫です。

まとめ:開放感とノイズキャンセリングが魅力!音にこだわりたい方に

HUAWEI FreeBuds 5のパッケージと充電ボックスを持つ手

一見奇抜にも見えるデザインは、「何万回もの人間工学シュミレーションを経て完成したもの」にうなづける装着感のよさ、充電ケースからの取り出しやすさが備わっていました。

インナーイヤー型の開放感ある着け心地と周囲の音声が聞き取れる塩梅がちょうどよく、音楽を聴きながらや、オーディブルを聴きながらの家事がはかどりました。

外出先の騒音の中でもノイズキャンセリング機能が活躍し、没入感ある音楽体験が楽しめます。

スマホゲームなどでの動画との音ズレを低減する「低オーディオ遅延」も優秀。

動きや効果が派手なスマホゲームアプリ「原神」でも違和感なくプレーできました(パパ曰く)。

複数ジェスチャーで思いのままに操作、マルチペアリング設定で作業効率があがります。

以上、HUAWEI FreeBuds 5レビュー デザインだけじゃない!開放感とノイズキャンセリングが魅力…でした。

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