猫を飼い始めたら一度はお世話になる動物病院。
「動物病院って、どういうふうにかかればいいの?」
「予約は必要?」
「持ち物は?どんな流れで診察するの?」
猫飼い初心者さんのこんな疑問に答えます。
この記事を書いている私も5年前までは、猫飼い初心者でした。が、「猫カビ」「誤食」「指間炎」「猫かぜ」「膀胱炎」…と、なんだかんだ動物病院にお世話になり、わが家のにゃんこは今日も穏やかに昼寝をしています(笑)。
結論としては「普段の様子とどれくらい違うのか、いつから違うのか」を把握しつつ、予約をしてから受診する」でOKなのですが、本記事では実際の体験を交えてお伝えします。
※初心者目線+5年間の経験より分かった「スムーズに受診するコツ」です。
(各病院によって詳細異なる場合があります、あくまでも当方の場合という点で参考になさってください。)
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動物病院へ行く準備を済ませてから、予約の電話をする
動物病院を受診するには、予約が必要です。
日によって患者さんはさまざまだから「今からでもどうぞ」と言われる時もあれば、「夜20時頃ならOKです」と言われることも。
肌感覚としては…休日は混むことが多いですね。可能であれば平日受診がスムーズです。
すぐに受診希望の場合は、飼い主さん・にゃんこ共に準備を済ませてからの電話予約がおすすめ。「今すぐに診察可能です」のチャンスを逃さず受診できます。
緊急性のない健康診断や予防接種をお願いしたい場合は、最低でも希望日1週間前に予約を入れておきましょう。
動物病院へ行く準備・猫編
- 爪を切る
- ペットシーツを敷いたキャリーバッグへ入れる
- キャリーバッグの周りに布をかける
どうしても暴れてしまいがちな子の場合は、「洗濯ネット」に入れた上でキャリーに入れます。(落ち着かせるため)
お持ちのキャリーバッグの窓が小さ目なら必要ありませんが、丸見えのものだと風景の変化に驚くので、布などを使って視界を遮ってあげます。
病院で緊張してブルブルすると、キャリーのすみっこでちっちゃくなっちゃうことも。屋根がぱっと取れるタイプのキャリーバッグが便利です。
動物病院へ行く準備・飼い主編
- いつから・どう変なのかを整理しておく
- 病院に行く前、数日分の「排便・排尿の回数・状態」を整理しておく
- 診察料を準備しておく(ペット保険未加入の場合、1回の診察+薬=10,000円近くかかることも)
動物病院へ電話予約する!伝える内容は?
- 初診であること
- 猫を診てほしい(猫の名前)
- どうしたのか?
- 予約希望日時
初めてにゃんこの名前を口頭で伝えたとき、なんだかこそばゆい想いをしたことを覚えています(笑)
動物病院での猫診察手順
予約時間厳守で病院へ向かいます。
初回は猫ちゃんの状態を伝えるため、以下のような情報がわかるようにしておきましょう。
- にゃんこの名前
- 生年月日(保護猫等の場合は、だいたいでOK)
- 性別、去勢・避妊手術の有無(手術をした子はその時期)
- ワクチン接種の有無、種類、最後に接種したワクチンの日程
- 普段食べているフードの種類
- 今までに病気をしたことがあるか…など
さらに問診票の記載を促されます、わが家が通っている病院ではこんな内容。(2回目以降も毎回必要)
- にゃんこの名前
- 食欲(あり・なし)
- 嘔吐(あり・なし)
- 排便(回数・いつもどおりか)
- 排尿(回数・いつもどおりか)
- その他伝えたいこと
動物病院に着いたら猫はどうすればいい?
- 病院に着いてからも、キャリーに入れたまま
- 診察室に呼ばれ、部屋の扉を閉めた後キャリーからにゃんこを出す
- 診察が終了したらすぐに、にゃんこをキャリーに戻す
- 待合室ではキャリーから出さない
基本的な動物病院、診察の流れ
- 診察台に猫を乗せる→体重測定(一般的に診察台でそのまま体重が計れる)
- 体温測定。にゃんこはお尻(の穴)で計測、しばらくの間、動かないようにサポート
- 触診(飼い主さんからにゃんこへの声かけは診察の邪魔にならないようなるべく静かに)
- 診察後しばらく待合で待機した後、料金を支払う
- 終了、お疲れ様でした!
以上、猫を初めて動物病院へ連れていく!スムーズに受診できる2つのポイント。…でした。