※記事作成のため、商品提供いただきました。(提供:HUAWEI)
2023年2月、スペインのバルセロナで開催された「Mobile World Congress 2023(MWC 2023)」にて賞を受賞したHUAWEI WATCH GT Cyber。日本でも2023年3月23日(木)から販売開始されました。
新作発表会にお招きいただき、全ケースを試着・ミッドナイトブラックを約1週間使ってみました。
結果、女性でも使いやすいサイズ感、GPS内蔵&Bluetooth通話搭載、1時間ごとの天気予報確認OK、自動輝度調整機能、簡易返信機能ありでとっても使いやすい機能&瞬時に着せ替えられるケースでファッションに合わせやすいです。
HUAWEI WATCH GT Cyberの魅力
デザインと画面の魅力
HUAWEI WATCH GT Cyberはいわゆる「時計部分」をまるっと取り外してケースを付け替えることで、がらっと雰囲気が違うスマートウォッチに変えられるポイントが大きな魅力です。
さまざまな会社からスマートウォッチが発売されていますが、この記事を書いている2023年10月時点では同じように丸ごと取り換えられる形式のものはありません(筆者調べ)。
HUAWEI WATCH GT Cyberの機能は、HUAWEIのスマートウォッチ内ではミドルクラスにあたります。(通常価格32,780円)
単純計算で5本揃えたら32,780円×5本=163,900円するところ、ケースを取り換えるだけでいいから32,780円+8,580円×3本+5,280円=63,800円と、ハイクラススマートウォッチ1本分の値段でファッションに合わせたスマートウォッチ5本分が手に入ります。
また、外側のケースだけでなくスマートウォッチソフト内の「テーマ選択」もできます。(全7種類 2023年10月時点)
- Fantasy
- Electric
- Digital
- Sports
- Elegantlvory
- EverBlue
- Classic
アイコンの基本デザインは同じで、テーマに合わせた色合いになっています。
ケースやファッションに合わせて切り替えてみると楽しいです。
HUAWEIの丸形スマートウォッチ内、一番直近(2022年末)に発売されたWATCH GT3 SEと画面の大きさを比較してみました。
WATCH GT3 SEの方が画面サイズが大きいですが、細かな機能が割り振られている画面を指先でタップする際、そこまで違いは感じませんでした。(どちらも誤操作することなく意図した画面が開いてくれます)
WATCH GT Cyberは物理ボタンが1個(プッシュ、回転対応)、WATCH GT3 SEは物理ボタン2個(プッシュのみ)。
実用的ではないけれど…ちょっと面白いのは、こちらの文字盤で回転機能を使う時。
クラウンの回転速度に合わせて文字盤のデザインがまるで万華鏡を覗いている時の様に、くるくると変化します。その美しい様子にうっとりすること間違いなしですよ。
文字盤は無料のものから有料のものまで、5,000以上。ストアから簡単に設定できます。
機能と性能の魅力
WATCH GT3 SEにはないクラウン回転機能が便利でした。
- 音楽の音量を変える時
- アイコン、メニュー内容を探す時
- 文字盤で万華鏡効果を楽しむ時
画面を直接タッチしても音楽の音量を変えたり、アイコンやメニューを探せますが、クラウンで回転になれると「こっちのほうが楽だな~」と思いました。
特に音量の調整が微調整しやすいです。
カスタマイズの魅力
着せ替えケースの豊富なデザイン
ベゼルとバンドの着せ替え方法
従来のスマートウォッチは、ベルト部分の交換が一般的でした。
雰囲気や使い心地は変わるものの、ウォッチ周りの装飾(=ベゼル部分)はそのままなので、360度ガラッと雰囲気を変えるまでには至りません。
ベルトをウォッチのベゼルに合わせて選ぶ必要もあるよね…
HUAWEI WATCH GT Cyberなら「ケースごと変えられる」ので、瞬時に全く違った雰囲気にできます。
ケース交換にかかる時間はわずか数秒。
ウォッチムーブメントのガラス面を指で真下へ押し出します。
初めての時は「壊れない?」とひやひやしましたが、もちろん大丈夫。強化ガラス製です。
イドのクラウンがケースのくぼみにはまるように合わせ、カチッとなるまで押し上げます。
正しくはめ込まれた時はウォッチムーブメントに青い波紋が表示されるので「ちゃんとつけられた!」と安心感があります。
HUAWEI WATCH GT Cyberには全部で5種のケースが用意されています(2023年10月時点)。
スマートウォッチのいわゆる時計部分(=ウォッチムーブメント)は、ミッドナイトブラックのケースとセットで販売されます。
その他はケースのみでの販売。
カラー | 素材 | 価格 |
---|---|---|
ミッドナイトブラック (セット販売・①) | ボディ:カットが施されたプラスティック製 ベゼル:高強度ファイバー素材 | 32,780円 |
シーブルー(②) | ボディ:クッション型の316L銅製 ベゼル:ナノクリスタルでできたセラミック製 | 8,580円 |
ムーンホワイト(③) | ボディ:クッション型の316L銅製 ベゼル:ナノクリスタルでできたセラミック製 | 8,580円 |
スペースグレー(④) | ボディ:カットが施されたプラスティック製 ベゼル:高強度ファイバー素材 | 5,280円 |
ゴールデンブラック(⑤) | ボディ:ファセット加工された316L銅製 ベゼル:ナノセラミック製 | 8,580円 |
それでは、ケースの詳細を見ていきましょう。
ゴールデンブラック
今までのHUAWEIスマートウォッチでは類を見ないデザイン!
ファセット加工された316L銅製ボディ、ベゼルはナノセラミック製でになっています。
一見重そうに見えるかもですが、他のケース同様とっても軽い!
- 重量約58g(スマートムーブメントのみ:約33.5g)
とのことなので、ケースは約24.5gになりますね。
女性でもつけやすいサイズ感ですが、このピカピカ具合はさすがにファッションを選びますね…。
おしゃれ上級者の方や、アクティブなスポーツをする方に。
スペースグレー
実際に手に取ってみると「かなり白に近いグレー」でした。
ウォッチムーブメントとセットになっているケース、スペースブラックと色違いです。
真っ白すぎないのがいいですね。金具はシルバーで統一されています。
スペースブラック
カットが施されたプラスティック製のボディ、ベゼルは高強度ファイバー素材が使われています。
カクカクとしたスポーティーなデザインのベゼルがウォッチムーブメントを守っているので、割と雑に扱っても傷つかない安心感があります。
わずかに白が入ったブラック。金具のカラーや質感にも高級感があります。
シーブルー
こちらは丸形のケース。ネイビーでかわいい印象。
ボディはクッション型の316L銅製、ベゼルはナノクリスタルでできたセラミック製です。
金具も同系色で揃えられています。
ムーンホワイト
形状は先ほどのシーブルーと同じ。ホワイト×シルバーできれいですね。
使いやすさと快適な装着感
今回試してみたどのベルトも柔らかで、長時間着けていてもイヤな違和感を感じなさそうです。
が、じっくり触り比べてみるとケースの形状の違いで、ベルトの質感に違いがあるなぁと感じました。
さらっと柔らか | しっとりと柔らか |
---|---|
ミッドナイトブラック | シーブルー |
ゴールデンブラック | ムーンホワイト |
スペースグレー |
個人的にはシーブルーやムーンホワイトのしっとりした感じが好みですね。
【7日間】バッテリーの持続力と充電の便利さ
WATCH GT Cyberは通常使用で約7日間・WATCH GT3 SEは通常使用で約14日間のバッテリー容量です。
- GPS計測1日40分程度
- スマート通知あり
- 心拍・血中酸素常時計測
といった内容でWATCH GT Cyberを使ってみると、満タン充電から7日後には充電残29%でした。
バッテリー長持ちのものが多いHUAWEIスマートウォッチ内では短めのほうですね。
とは言え、お風呂で取り外す時にさっと充電でき、特に不満は感じませんでした。
Qi規格のワイヤレス充電に対応しています。
同梱のワイヤレス充電器だけでなく、リバースチャージ機能搭載のスマホやサードパーティ製のワイヤレス充電器でも充電できますよ。
通知機能とスマートフォン連携の便利さ
音楽保存再生 | 可 |
スマートフォン音楽再生操作 | 可 |
スマートアシスタント | スマート通知(着信/メッセージ/メール/カレンダー/SNSアプリ) Bluethooth通話/スマートフォン探索/アラーム設定/懐中電灯/ 天気情報/悪天候の警告/ ムーンフェイズ、潮、日の出、日の入/ストップウォッチ/ コンパス/リモートシャッター※ |
対応OS | Android 7.0+/iOS 9.0+ |
見えないものを可視化してくれるヘルスケアで睡眠を管理、スマート通知でスケジュールを管理したり、Bluethooth通話は着信時にとっても助かっています。
外出時、スマホはほぼ100%鞄の中だから、急な着信はウォッチで受信して会話しつつ鞄の中のスマホを取り出して切り替え…を何度か経験し「便利だなぁ」と実感しました(^^)/
GPS付き(5サテライツ)、Bluethooth通話可能、5ATMの防水性能などなど、スマートウォッチとしての機能は WATCH GT3 SEとほぼ同様です。
健康管理機能の充実度とワークアウトサポートの強さ
ヘルスケア | 活動量データ(歩数/消費カロリー/距離) 24時間血中酸素モニタリング 24時間心拍数モニタリング(リアルタイム心拍/心拍数異常の警告) 睡眠モニタリング・ストレスモニタリング 呼吸エクササイズ 生理周期カレンダー Healthy Living |
ワークアウト | ■18種のワークアウトモード 屋外:ランニング、ウォーキング、サイクリング、 オープンウォーター、登山、スキー、スノーボード、 クロスカントリースキー、ハイキング、トレイルラン、 トライアスロン 屋内:ランニング、ウォーキング、サイクリング、プール、 エリブティカル、ローイング、縄跳び、その他 ■6種類のワークアウトを自動識別:屋内・屋外ランニング、 エリブティカル、ローイング ■85種類のカスタムワークアウトモード ■13種類のランニングコース HUAWEI TRUE SPORT(ランニング能力指数、トレーニング負荷、 回復時間、最大酸素摂取量など) |
ワークアウトモードでは、商品名に「Cyber」とあるように元気で活動的な方にぴったりの機能も!
- ストリートダンス
- フリスビー
- スケートボード
- パルクール
などのアクティビティにも対応しています。
まとめ:HUAWEI WATCH GT Cyberでケースを着せ替えてファッションを楽しもう
かっちりとした形状×ピカピカなケースのゴールデンブラックが印象的で「HUAWEI WATCH GT Cyberは重いのかな?」と思っていましたが、とっても軽くて驚きました。
女性でも扱いやすいコンパクトさながら、1.32インチのAMOLEDディスプレイ(有機EL)は466×466の高解像度で見やすかったです。
スマートウォッチの機能はBluetooth通話、5サテライト、24時間血中酸素飽和濃度計測、睡眠モニタリング、ストレスチェックなどなど「HUAWEI WATCH GT」シリーズと同様高機能です。
ゴールデンブラックはちょっと上級者向けですが、それ以外のケースは男女問わずどちらにも使いやすいデザインだと感じました。
パチッと瞬時に交換できるケースでファッションに合わせてスマートウォッチを楽しんで!
以上、HUAWEI WATCH GT Cyberを使ってみた!着せ替えケースの魅力をレビュー…でした。