※記事作成のため商品提供いただきました(提供/HUAWEI)
2022年11月発売の HUAWEI WATCH GT 3 SE。
14日間のバッテリー、5サテライトGPS内蔵、通話可能などGTシリーズの基本的な技術を搭載しつつ、価格は27,280円(税込)と、コストパフォーマンス重視の方に待ち望まれたモデルです。
商品名 | 通常価格 |
---|---|
GT 3 Pro 43mm | 54,780円 |
GT 3 Pro 46mm | 43,780円 |
GT 3 43mm/46mm | 30,580円/31,680円 |
GT Runner | 34,980円 |
他のGT3シリーズとの違いや、実際に約3週間使ってみた感想を女性目線でお伝えします。
HUAWEI Bandシリーズからアップグレードをお考えの方にもおすすめ!
HUAWEI WATCH GT 3 SEを実際に使ってみた口コミ
GTシリーズ最軽量:大きさから想像できないほど軽い
腕に着けてみて、その軽さに驚きました!
ランニング特化の【HUAWEI WATCH GT Runner】よりも約3g軽く、GTシリーズ内最軽量です。
- HUAWEIWATCHGT3Pro46mm:約54g
- HUAWEIWATCHGT3Pro43mm:約50g
- HUAWEIWATCHGT346mm:約42.6g
- HUAWEIWATCHGTRunner:約38.5g
HUAWEIWATCHGT3SE:約35.6g ◀GT3Proより32.5%軽量化! - HUAWEIWATCHFIT2:約26g
以前、HUAWEI WATCH GT 3 Pro 43mm を試着したことがあります。
素材感にうっとりとしたものの、唯一気になったのは重さだったんですよね。
試着時の私が、腕時計やスマートウォッチを付ける習慣がなかったことも関係していると思いますが、「睡眠時やスポーツ時に付け続けるには重すぎるかな…」と感じました。
GT 3 Proはサファイアガラスやセラミック・チタンなどが採用されており、傷つきにくさや耐久性・見た目の美しさが優れている反面、重さが出てしまうんですね。
その経験もあってか「HUAWEI WATCH GT 3 SEは軽すぎる!」とびっくり。
スマートウォッチに軽量感を求める方にぴったりです。
ストラップはTPUファイバーで柔らか。穴数もしっかりあり、手首が細めの方~しっかりしている方まで対応できます。(140~210mm)
バンドの端もしっかり止まるようになっているので、ぴらぴらと余ることもありませんでした。
さらに無段階に調整できるHUAWEI公式ナイロンベルトを購入し、付け替えてみました。より軽量&手首にフィットしますよ。
画面がきれいで見やすい!常時画面点灯に対応
次に感激だったのが、ディスプレイの解像度の高さです。
画面の大きさは1.43インチ。(GT3 Pro 46mm、GT3 46mm、GT Runnerと同様)
天気予報では1時間ごと、週間天気、紫外線情報、日の出日の入り、潮や月の情報まで確認OK。山や海でのアウトドアに、普段の紫外線対策にも嬉しい機能です。
HUAWEIスマートウォッチ内で最大※の画面を持つのは(※記事執筆時点 2022年11月において)以前レビューしました【HUAWEI WATCH FIT 2】です。
- HUAWEIWATCHFIT2:1.74インチ
- HUAWEIWATCHGT3SE:1.43インチ
が、丸形と四角型の形の違いもあってか、実感としてそれほど画面サイズの差を感じませんでした。
それよりも文字や色のくっきり具合は目を引くものなんですね。
- HUAWEIWATCHFIT2:336×480ピクセル
- HUAWEIWATCHGT3SE:466×466ピクセル
もっとコンパクトなスマートウォッチ【HUAWEI Band7 】は368×194ピクセル。
こちらを使っている方はより一層キレイさを実感するはず!
自動明るさ調整もあり、室内から室外への移動でもストレスなくよく見えました。
文字盤の常時点灯(AOD)も可能です。
時間を頻繁に確認したい時に便利な機能です。
常時点灯にすることでバッテリーは多く消費しますので、自転車・車の運転中、会議中など必要な時だけ使っても。
公式サイトによるバッテリー持続期間は以下のとおりです。
- GT3/GT3Pro46mm:通常使用で約14日間、ヘビーユースで約8日間
- GT3/GT3Pro43mm:通常使用で約7日間、ヘビーユースで約4日間
GT3SE:通常使用で約14日間、ヘビーユースで約7日間 - FIT2:通常使用で10日間、ヘビーユースで7日間
「通常使用で約14日間」の内訳と、私が実際に使ってみた状態を比較してみました。
公式モデル | 私 | |
---|---|---|
24時間電源 | ON | ON |
心拍数モニタリング | ON | ON |
睡眠モニタリング | ON | ON |
常時血中酸素レベル 測定 | OFF | ON |
常時ストレス モニタリング | OFF | ON |
ワークアウト (GPS使用) | 週平均90分 | 週平均210分 |
通知 | ON | ON |
1日200回の 画面点灯 | ON | ON |
音楽再生 | 週30分 | OFF |
バッテリー持続 | 14日間 | 10日間(予想) |
細かく言うと上記以外に設定をいろいろ触ってみたり、常時点灯や音楽を数分試してみたりしましたが、5日間で100%から48%となりました。
これだけ使ってなお、充電を気にしないで使い続けられるのはとっても快適でした!週末に1回充電するという感覚で大丈夫そうです。
HUAWEI WATCH GT 3 SEは、同梱の充電器だけでなくHUAWEIのスマートフォン用やサードパーティ製のQi規格ワイヤレス充電器でも充電できます。
ワイヤレス充電対応 | HUAWEI専用充電器のみ |
GT 3 Pro | WATCH FIT 2 |
GT 3 | WATCH FIT mini |
GT 3 SE | WATCH FIT new |
GT Runner | Band 7 |
スキー&登山のワークアウトも対応、運動を続けたくなる仕組み
HUAWEI WATCH GT 3 SEには100種以上のワークアウトモードが用意されています。
内18個の種目▼では心拍数、ペース、距離だけでなく、各種目に沿った専門的なデータを取得することも可能。
屋内外ランニング、屋内外サイクリング、ハイキング、クライミング、トレイルラン、オープンウォーター、屋内プール、屋内ウォーキング、トライアスロン、スキー、スノーボード、クロスカントリースキー、エリプティカル、ローイング、縄跳び
スピードや心拍数など設定した範囲を超えた際に通知を受けることもできます。
またアウトドアを安全に楽しめる機能として、こんな機能もあります。
- ルートバック機能
- GPS信号失踪アラート
- ルートチェック
HUAWEI WATCH GT 3 SEはGPS内蔵で、5つの衛星システムにシングルバンドで対応。
正確な位置を記録します。
・分岐している登山口
・出張先でのランニング
・初めての場所へサイクリング
こんなシチュエーションで【ルートバック機能】が活躍。
【GPS信号失踪アラート】で、道に迷う前に事前にGPSのシグナルが弱いことを知ることができ、万が一道に迷っても来た道をたどる【ルートバック機能】で元の位置に戻れます。
また、ランニング分析に特化したアルゴリズムTruSportではこんなことを教えてくれます。
- ランニング能力指数
- 心拍数ゾーン
- VO2Max
- トレーニング負荷
- 回復時間
同年齢のランナーに比べての自分のランニング能力を数値化したり、5㎞、10㎞、ハーフマラソン、フルマラソンのタイムを予想してくれます。
数字だと具体的にわかりやすいし、頑張る目安になりますよね。
さらに面白いのは「AIランニングコーチ機能」。
ライフスタイルや競技、年齢、過去のランニング状況、パフォーマンスなどをアプリに入力することでその人にあったランニングプランを作成してくれる機能です。
いつ、どれくらいの時間、どのように走ればいいのか、ランニングコーチの様に教えてくれます。
どのワークアウトでもボタンを誤って押して一時停止にならないよう画面ロック可能。
これは地味に嬉しい機能です。
HUAWEIの専用アプリHuaweiヘルスケアアプリでは、運動を続けたくなる仕組みが満載です。
2022年11月には睡眠チャレンジとウォーキングチャレンジが開催されていました。
目標達成でプレゼントに参加できるチケットを入手、抽選でHUAWEI製品が当たる!というもの。
さらに、健康を促進させるためのマイルールを設定しリマインダーを送ることもできます。
定期的な運動はもちろんのこと、体重管理・水分補給・内面バランスの改善・早めの就寝・起床などデータを自動蓄積して1週間のレポートまで作成してくれます。
大きさは46mmのみ
ここからは、ちょっと残念に感じたポイントをお伝えします。
軽くて見やすい画面、長時間バッテリー持続、細かい睡眠分析・運動サポートと申し分ないのですが…ウォッチサイズが46mmだけなのが少し残念でした。
その他のGTシリーズには43mmサイズがあります。
※2023年3月発売のHUAWEI WATCH GT Cyberはディスプレイ1.32インチでGT3 SE(1.43インチ)よりやや小ぶり。機能はほぼ同じなので、小さ目サイズが良い方はGT Cyberをどうぞ!
とはいえカジュアルな見た目なので、ファッションのアクセントになっていいかもですね。
GT3 SEが46mmのみなのは「ランニングなどのワークアウト中の視認性を重視したから」とのこと。
確かに、走っている姿勢のままパッと腕を振り向けるだけで心拍数など見たい情報がすぐにわかりますし、生活の中でも見やすさを実感しています。
老眼が気になってくる40代~の方にも見やすい!
ちなみにHUAWEI公式のEasyFit 2ナイロンバンド(3,938円)に付け替えるとこんな感じ▼
カラーバリエーションは、今回お試ししたグラファイトブラックとワイルドネスグリーンの2種。
大きさが気になる方は、色が控え目なワイルドネスグリーンがよさそうです。
本体やベルトの質感は両カラーとも同じです。
ワイルドネスグリーンは黄色が、グラファイトブラックは赤がアクセントカラーになっています。
文字盤はウォッチにプリインストールされているものや、HUAWEI専用ヘルスケアアプリからダウンロードできます。
かっこいいもの、機能的なもの、かわいいものなどなど、無料、有料のもの合わせて1000以上!デザインに力を入れているHUAWEIならではです。
気に入ったのは、ウィジェットを任意の機能に変更できる文字盤。
よく使う機能に直接アクセスでき、とっても便利でした。
AndroidはLINE通話着信が不在でのみ通知
HUAWEI WATCH GT 3 SEは、Bluetooth通話に対応しています。
スマホから最大100メートル以内での発信・着信・拒否までOK。
スマートウォッチで受信すれば音声はスピーカーから聞こえますが、ペアリング済のワイヤレスイヤホンから聞くことも可能。
ただしAndroidスマホへのLINE電話は、リアルタイムでは何も表示されません。(iOSなら問題なし)
着信が切れると「不在通知」の表示が。
Androidスマホユーザーとして、ここは是非とも対応して欲しいところです。
家族にはあえて一度コールしたら切るように伝えました(苦笑)
一方LINEテキストには、あらかじめ作成済の文章を送る「クイック返信」に対応しています。
このように文章の内容をカスタマイズすることもOK。(絵文字は対応していません)
LINEテキストを受信すると、下にクイック返信の候補が表示され…
混みあう電車内や仕事中などでもパッと返信でき、とても便利でした。
長期利用(約1か月)して感じたこと
- やっぱり軽い!
- 運動量が増えた
- アプリが便利
当初から変わらず「軽い」が一番メリットだと感じました。
もっと正確に言えば、上位機種に負けない機能がありながら軽いところが魅力ですね。
付けているのが当たり前になって、まったく違和感を感じなくなりました。
そして、あきらかに運動量が増えましたね。
以前から「運動しないと…」と感じつつも自営業なので外出せずとも成り立ってしまう日が多く、歩数にすると300歩とかで1日を終えることも。
健康維持のためにHUAWEIヘルスでは、「適度な強度の運動を30分間、週に5回行う」ことが推奨されています。
運動量が見えるから、体を動かすいいきっかけに(^^)/
また、アプリ機能も便利で活用しています。
スケジュール管理の「TickTick」計算機の「Caluculator New」、カメラ操作の「Camera Opus」や
ポモドーロタイマーの「Focus To-Do」が役立っています!
HUAWEI WATCH GT3 SEとGT3 Pro、GT3の違い
素材や大きさ、重さ以外に目に見えないところの違いをまとめました。
GT3 SE | GT3 Pro | GT3 | |
---|---|---|---|
スキューバ ダイビング ゴルフ | 未対応 | 対応 | 未対応 |
皮膚温度 測定 | 未対応 | 対応 | 対応 |
乳酸閾値 測定 | 未対応 | 対応 | 未対応 |
回転式 クラウン機能 | 未対応 | 対応 | 対応 |
5種測位衛星 システム | シングル バンド | デュアル バンド | デュアル バンド |
「皮膚温度測定」は、脇下で計測するような「体温」ではなく「肌表面」の温度を測ります。
「回転式クラウン機能」は、アプリ一覧の見え方を操作する機能。
- グリッド表示させたとき、画面を縮小や拡大させる
- 縦一覧表示させたとき、上下へスクロール移動
「乳酸閾値」は主に大会に出場されるレベルのランナーが、自身の体のパフォーマンスを計るために使うものです。
こんどは、GT3 SEがGT3 ProやGT3の上位機種同様にできる機能をおさらいします。
- Bluetooth音声通話、メッセージ通知、クイック返信※
(iPhoneは不可) - 睡眠分析(HUAWEITrusleep3.0)
- 心拍数モニタリング(HUAWEITruSeen5.0+)
- 運動分析(HUAWEITruSport)
- HealthyLiving機能
- AIランニングコーチ、ランニング能力指数(RAI)・VO2Max表示、来たルートを戻る機能
- 呼吸法訓練、立ち上がり促進、月経予測通知
- 音楽再生、ウォッチへ音楽追加、Bluetoothイヤホン対応
- ストップウォッチ、タイマー、アラーム、スマート起床
- ウォッチで端末を探す、端末でウォッチを探索
- 懐中電灯、気圧計、コンパス、リモートシャッター※
(一部端末不可) - 常時表示機能、自動明るさ調整、夜間明るさ調整
この内容で納得できるなら、HUAWEI WATCH GT3 SEで満足できるはず。
まとめ:軽くて見やすいHUAWEI WATCH GT3 SEで快適な日々を送ろう!
5ATM防水で日常の水、水泳のワークアウトもOKなHUAWEI WATCH GT3 SE。
大きな画面でキレイな文字を見るだけでも心躍るスマートウォッチです。
HUAWEI最新の睡眠、心拍、スポーツアルゴリズムを備え、着けているだけで睡眠分析、スポーツ能力分析など結果をわかりやすくフィードバックしてくれます。
設定基準値を外れた心拍数、血中酸素レベル、ストレス、悪天候などのアラートや健康促進、月経リマインダーも充実。
軽くて充電長持ちだから着け続けられる。一番近くであなたの健康、快適をサポートしてくれる相棒になること間違いなしです!
以上、HUAWEI WATCH GT3 SEレビュー!女性でも使いやすい軽量スマートウォッチ…でした。